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ニコール・キッドマン、魅力を振りまき共演者を挑発?!

映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』より ©2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.
映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』より
©2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.

[シネママニエラ] 新連載【映画ミューズ写真】の第3回は、ニコール・キッドマン[Nicole Kidman]。まもなく公開する映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』では、60年代ファッションを着こなして、愛情深いのだけれども、すんごいビッチを演じているので、そんなニコールの姿に誰しも驚くはず。

【ニコール語録】「誰かに『無理だ』と言われても、それを信じないようにすることよ」

これはニコールが、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のプロモーションで来日した際に語った言葉。長身のニコールは、(相手役の俳優の身長とのバランスを考慮すると)その外見から女優として難しいと言われ続けたそうで、そんな自身の経験を踏まえて、夢に邁進する人々へ応援のメッセージとして語ったもの。

ピート・デクスター著の小説を映画化した『ペーパーボーイ 真夏の引力』では、留置中の犯罪者と手紙のやりとりをしたことで婚約するという女性を演じています。ニコール語録を彷彿とさせるような、自身で確かめた上で信じることの大切さを描いているとも思えますが、物語の展開はかなり鮮烈です。本作の監督は、あの『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督だけに、見ごたえ十分!

ニコールの劇中の姿といえば、マイクロミニのワンピース、ボリューム満点の金髪のウィッグ、ブルーの濃いアイシャドウ、胸をはだけたプリントシャツ、カチューシャ代わりに結んだスカーフなど、原色ド派手なファッションとメイクが、観客の目をくぎ付けにすること必至。彼女は脚本を受け取ったときから「この役“最高”と思ったわ!」とノリノリだったそう。挑発的な態度で、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックを誘惑していくさまも見逃せません!

映画の舞台は、1969年のフロリダ。うだるような暑さの中、ある殺人事件の容疑者となった婚約者ヒラリー(ジョン・キューザック)の冤罪を疑う女性シャーロット(ニコール・キッドマン)が、新聞記者の兄ウォード(マシュー・マコノヒー)と新聞配達の弟ジャック(ザック・エフロン)に調査を依頼したことから、彼らが闇に引き込まれ、その運命を変えていく姿を描写する。

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原題=The Paperboy
日本公開=2013年7月27日
配給=日活
公式サイト http://www.paperboy-movie.jp/
©2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.

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