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幻のデビュー作ほか60作上映!「若尾文子映画祭 青春」

[シネママニエラ]大女優・若尾文子の幻のデビュー作ほか60作品が一挙上映される映画祭が本年6月より実施される。大映の専属女優だった若尾文子。約160本の出演作を誇り、過去に名画座での上映は何度かあったものの、映画会社公認の映画祭開催は初めて。

©2015 KADOKAWA

今回の映画祭のメインビジュアルには増村保造監督『青空娘』の写真だ。和製シンデレラ物語として、オードリー・ヘプバーンのようにキュートな若尾文子が見られる、増村保造監督と最初のタッグを組んだ『青空娘』。まぶしい白いブラウスに、信じられないほど細いウエスト、Aラインの揺れる鮮やかな赤のスカートを身にまとう「元祖・あやや」のキュートさに注目したい。

前売り特典はポストカード(詳細は公式サイトにて)
©2015 KADOKAWA

上映作品には、デビュー作『死の街を脱れて』をはじめ、急病で降板した久我美子の代役としてスクリーンデビューした『死の街を脱れて』、名コンビとして知られる増村保造監督とタッグを組んだ『青空娘』『妻は告白する』、川島雄三監督『しとやかな獣』、吉村公三郎監督『越前竹人形』などの代表作計15本を初デジタル化!が含まれている。

初デジタル化15本はこちら

『青空娘』(増村保造監督)
『妻は告白する』(増村保造監督)
『清作の妻』(増村保造監督)
『卍』(増村保造監督)
『華岡青洲の妻』(増村保造監督)
『最高殊勲夫人』(増村保造監督)
『浮草』 (小津安二郎監督)
『ぼんち』(市川 崑監督)
『赤線地帯』(溝口健二監督)
『しとやかな獣』(川島雄三監督)
『女は二度生まれる』(川島雄三監督)
『越前竹人形』(吉村公三郎監督)
『女系家族』(三隅研次監督)
『死の街を脱れて』(デビュー作/小石栄一監督)
『十代の性典』(島 耕二監督)

映画祭「若尾文子映画祭 青春」は、2015年6月27日[土]~8月14日[金]まで角川シネマ新宿にて、そのほか全国順次公開

映画祭『若尾文子映画祭 青春』予告編


©2015 KADOKAWA

映画『砂糖菓子が壊れるとき』(今井 正監督)

配給=KADOKAWA
公式サイトhttp://cinemakadokawa.jp

©2015 KADOKAWA

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