[シネママニエラ]水城せとな著の少女マンガを実写化した映画『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会が4月8日に行われ、主演の真木よう子、西島秀俊、古川雄輝、成河、吉田羊、桜田ひより、神木隆之介、浅野和之、佐藤祐市監督が上映前舞台あいさつに出席した。
本作は、携帯小説家の櫻井いちこが7歳下の早乙女に恋をする。そんないちこに恋する年上編集者との三角関係に対し、いちこの脳内では、ご主人様のしあわせを願う理性・ポジティブ・ネガティブ・衝動・記憶という5人のメンバー(西島・神木・吉田・桜田・浅野)が会議を展開していく。
ヒロインの脳内メンバーは、撮影の間は毎日一緒にランチをするなど「家族」のように過ごしたといい、脳内一家の姉・吉田は弟の神木の偏食が心配になり、食事の管理をするようになったと明かした。妹の桜田も「神木さんは毎日カレーばかり」と、その偏食ぶりを語ると、神木は「おいしいんです、あのカレー。だからつい食べてしまう」のだと食へのこだわりだと弁明。
共演者の体調も気にかける、そんなしっかり者な印象の吉田なのだが、劇中ではネガティブという役割。吉田自身「性格はポジティブです! でも恋愛は超ネガティブ。自分のことなんか好きではないだろうなというところから始まる恋が多い。そういう意味でこの役は等身大の自分で演じられた」と、しっかり作品のピーアールに結び付けていた。
映画『脳内ポイズンベリー』は、2015年5月9日[土]より全国東宝系にてロードショー
日本映画/121分
英題=Poison Berry in My Brain(2015)
日本公開=2015年5月9日
配給=東宝
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