いよいよ今週末に公開となる映画『グリーン・ゾーン』。『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』の主演マット・デイモン×ポール・グリーングラス監督が、再タッグを組んだサスペンス・アクションです。
元バグダッドの駐在記者であるラジブ・チャンドラセカランが書いた、衝撃のノンフィクションに着想を得て書かれた物語でして。イラクから大量破壊兵器は見つからなかった、という事実を踏まえたうえで、見る作品だと思います。
たとえば、トム・クルーズ主演の映画『ワルキューレ』なんかもそうですよね。ワルキューレ作戦は失敗だったわけだから。それなので、鑑賞のポイントは“いかに見せてくれるか?”でした。
映画『グリーン・ゾーン』予告編
―イラク戦争の真実をハリウッドが描く―
舞台は2003年、イラクのバグダッド。フセイン政権崩壊後、連合国暫定当局(CPA)の統治下。マット・デイモンが演じるロイ・ミラーは、陸軍上級准尉で、イラクの大量破壊兵器の移動探索班=MET(Mobile Exploitation Team Delta)隊の隊長だ。政府の情報源を基にした極秘作戦は、成果を上げられず、空振り続き。ミラーは、その情報源に疑念を抱く。
日本公開=2010年5月14日
配給=東宝東和
公式サイト http://green-zone.jp/
©2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
『グリーン・ゾーン』【偏愛×偏愛コラム】へ続きます [2010/5/16up]
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本作の着想源となった書籍
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