この日、招待客は生田のビジュアルを用いた特製の『予告犯』紙袋が配られ、会場入り。来場者は熱気ムンムンで、イベント開始後も予告編の上映、その後の演出にも歓声を上げ、よろこびを表現していた。生田は開口一番「嵐の生田です!」と同じ事務所のグループ名で名乗ったものの、「言ったことに対してテンパってる」とアセり顔に。そんなギャップある姿に加えて、さらに監督が「(生田は)舞台裏で直前まで激しく咳き込んでいた」という裏話を披露してファン心をくすぐる。
一言ずつの挨拶で荒川は、唐突に♪「こいのぼり」を歌いだし「せっかくなので気持ちよく歌わせてください」と荒川ワールドを炸裂。そこから男性陣が現場でやっていた定番を言い合うゲームを急遽生披露する展開に。生田が「おふくろの味の定番は?」というお題をだすと、生田が「卵焼き」、戸田が「肉じゃが」、3名が「味噌汁」を答えた。次に、「小学生男子の将来の夢と言えば?」のお題。「野球選手」を濱田、戸田、鈴木が挙げ、ほかは「サッカー選手」。残念ながら、この場で答えが揃うことはなかったものの、キャストたちが真剣にゲームに臨む様を見られたとあって客席は大いに盛り上がった。
さらに、作品のテーマにちなんで、登壇者は映画の公開日に向けて「それぞれが自主的に達成する予告」を述べた。「~の予告を教えてやる!」という本作のフレーズを用いることを強いられ、照れ気味のご一行。中村監督「体重を75キロに落としつつ、(映画の)大ヒット」、鈴木「歌手デビュー」、濱田「たくさん宣伝する」、戸田「身長を2センチ伸ばす」、荒川「結婚します」、生田「初日舞台あいさつの司会」と宣言。生田は初日を意識して、この場でフリとツッコミをして進行する予行演習もチラリ。徹底してファンサービスを実践していた。
映画『予告犯』を語る
「これまでの映画では見せたことのない自分が映っている、と言われました。新聞をかぶるのはなかなか大変。最初は首の横の動きができなくて試行錯誤して改良しました。完璧なマスクが出来上がりました」
「強さと弱さを兼ね備えた表情が求められました。言わないようなことをバンバン言ってますし解放感がありました。非常に楽しく演じさせてもらいました」
「数々の高嶺の花に恋する男の役はやりましたが、ここまで極度に緊張する役どころは初めて。いざ自分で観たら、想像以上に気持ち悪いと思ったので、そこも見どころのひとつです」
「原作を読んで、カンサイというキャラクターに『これは自分だ』と感じて実写化するなら俺しかいないと思っていたところ出演のオファーをいただいた」
「ふくよかな役なので、あんこ(肉襦袢)をつけただけでは足りなくてて、太るために結構食べました」
日本公開=2015年6月6日
配給=東宝
公式サイト http://www.yokoku-han.jp/
©2015「予告犯」製作委員会 ©筒井哲也/集英社
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