[シネママニエラ]三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』が第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、スペシャルスクリーニング上映されることが決まり、ふたりが喜びのコメントを寄せた。
カンヌ常連監督の一人である三池監督は原点回帰したと語る本作で、映画『藁の楯 わらのたて』以来2年ぶりのカンヌ国際映画祭。三池監督と市原はカンヌ入りするため、スケジュールを調整するという。
「カンヌの監督週間は『極道恐怖大劇場 牛頭』以来の12年ぶり。もう(監督人生も)終わりに近いかな(笑)。監督週間は、映画を楽しもうと思って集まってくれる方々の生の反応を感じることができるので、自分の作品を全く違う視点で見ることができる良い機会。またここに戻ってこれたのは、凄く嬉しい。格式だけを大事にするのではなくて「面白いんじゃない?」と作品を発掘している感じがして、やっぱり選ばれたのは居心地が良いですよ。はじめは「大丈夫か?カンヌ」と思ったけど(笑)、「流石!カンヌ」って感じ。世界中の映画の中から、この『極道大戦争』を選んだカンヌに「良い度胸してるな」と敬意を込めて言いたい。ただ、彼ら(カンヌの選出者)にとって、見るべき価値のある作品として選んでくれたことは嬉しいけど、選んだのは彼らなので、観客がどう思っても、俺の責任じゃないからね」
「三池監督の現場は、毎日が輝き新鮮で職人という言葉が似合う風が吹いていました。撮影中現場に行く事が毎日本当に楽しみでした。今回フランスのカンヌで上映されるということで、多くの皆様にこの作品を可愛がって頂ける事を願っております」
映画『極道大戦争』は、2015年6月20日[土]よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー!
2015年 日本映画
日本公開=2015年6月20日
配給=日活
公式サイト http://www.gokudo-movie.com/
©2015「極道大戦争」製作委員会