映画『インサイド・ヘッド』カナシミ
悲しみがあることによって喜びが大きくなる。感情として必要で、いとおしくなる「悲」に表現。日本語吹替版の声優には女優の大竹しのぶ。
--カナシミ役のオファーがきた時の感想はいかがでしたか?
「今度の新しいので頭の中の感情についての映画ができるというのは知っていたんですよ。それってありえる…(笑)?ですよね。すごい面白いと思って、感情たちが主人公になるというどんな映画なんだろうと思って、私は映画館ではなくてテレビで見たんですけれども、まさか自分が“どんな映画になるんだろう”という映画に出るなんて思ってもいなかったからすごく嬉しかったですね。ぜひぜひ、という感じでした」
--ディズニーの声優に対する印象はありますか?
「室井滋さんとお仕事をしていて、ニモに出てすごく楽しかったというお話は聞いていたので、そのキャラクターの中のひとつを演じることができるのはすごく嬉しいなと思いますね。『トイ・ストーリー』の声優さんも含めて。ただどこかで映画としてみたときに私の顔がわからないほうがいいんじゃないかな、顔が邪魔しちゃいけないというか思い浮かんじゃいけないというのがあるからそこがすごく難しいところでもあります」
--ご自身とカナシミとの共通点はありますか?またご自身の中でのカナシミの存在はどのようなものだと思いますか?
「このカナシミちゃんは“悲しみ“でもかわいらしいし、でも悲しむということは実は甘えん坊な感じもするので悲しみに浸るというのは悲しみがあるからそこを抜けたときに喜びがあるという映画のテーマのひとつでもあるんですけれども、映画の中で悲しみを喜んでいる自分がいます。実際にそんなにカナシミちゃんではないです。どっちかというと、性格的にはヨロコビのほうですね」
日本公開=2015年7月18日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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