生田斗真×岡田将生ら出演!大友啓史監督が「秘密」実写化
[シネママニエラ]大友啓史監督が手掛ける清水玲子著の大人気ミステリーコミック「秘密 THE TOP SECRET」の実写映画化となる『秘密 THE TOP SECRET』の出演者が生田斗真、岡田将生、栗山千明、大森南朋であることが明らかになった。大友監督は「四年前から企画し、ようやく実現に辿り着きました」と本作にかける熱い思いが伺えるコメントで期待を煽る。
生田斗真が脳を視る!
同作は「過去の記憶を映像化」できるMRIスキャナーを用いて、秘密保護法の下、迷宮入りとなった猟奇事件を死亡した被害者の記憶をたどり捜査を進めていく物語。
最先端の科学技術を駆使したMRIスキャナーが発明され、その機器を天才エリートだけが集うMRI捜査組織・科学警察研究所法医第九研究室(通称:第九)が扱うという設定。まだ警察庁の正式機関として認められていないだけに、映画ならではの表現で、事件の行方はもちろん、技術といかに向き合うかという描写はみどころになるはず。
今回の発表は、主演の生田ら物語の中心となる警察内部の主要メンバー。天才的頭脳の持ち主だが、心にトラウマを抱える第九の室長で主人公の薪剛役に生田。新たに第九に配属された新人の青木一行役に岡田、科警研監察医の三好雪子役に栗山。また映画オリジナルのキャラクターとして所轄署の熱血刑事・眞鍋駿介役に大森という魅力的な配役。映画『秘密 THE TOP SECRET』(松竹配給)は2016年公開予定。
「撮影現場では、スタッフキャストの方々が『室長!』と呼んで下さいます。少し偉くなった気分です。気持ちがいいです。偉そうに、他人を見下しながら、人間の脆さと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています。是非ご期待下さい」
「大友組、初参加。緊張と興奮、2つの感情が混ざり合って震えています。そして、生田斗真さん。久々に先輩とご一緒できるのは嬉しすぎます」
「死者の記憶の映像化、最先端の脳科学システム、突出したキャラクターと限界ギリギリの人間ドラマ。原作者の清水さん、僕は女性コミックという装丁には惑わされませんよ(笑)。原作が取り上げるテーマは、私たち人間存在の心の奥底に突き刺さります」
原作コミックは、白泉社『メロディ』で連載。第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞も受賞しており、2008年には日本テレビ系列でアニメ化された。コミックは12巻が発売中であり、このスピンオフとなる新シリーズ「秘密 season 0」は『メロディ』(偶数月28日発売/白泉社)にて連載中だ。
「漫画はワンマンで配役から脚本まで自由に決められますが、感動するには読者の想像力を必要とします。そんな紙の上の2次元で生まれた薪と青木、そして『秘密』の世界が今回、大友監督という希有な監督により3次元で映像化される機会に恵まれました。大友監督の新作というだけなら単純にわくわくして待ってられるのに、そこに自分が関わってくるとなると申し訳ないような怖いような『楽しみ』+『?』な不思議な感じです」
映画『秘密 THE TOP SECRET』(松竹 配給)は2016年8月6日[土]より全国公開
©清水玲子/白泉社
2015年05月07日 掲載
2016年02月06日 更新[公開初日、公式サイト]
2016年08月02日 更新[場面写真、キャラクタービジュアル]
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原作の公式サイト www.hakusensha.co.jp/himitsu-eiga
公式サイト himitsu-movie.jp