[シネママニエラ]映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』(原題=LOVE & MERCY)はザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、その稀有なる天才の謎に包まれた心の内と名曲誕生の秘密に迫る感動の物語。本人公認のもと、ふたりの演技派俳優ジョン・キューザック&ポール・ダノによる二人一役で描き出す!
“天才”が生み出す数々の名曲誕生秘話!
「ペット・サウンズ」はポピュラーミュージック史上不世出の傑作と称えられる。だが、それらの曲を作っていた時、ブライアン自身は苦悩に引き裂かれ、極限まで壊れていた。いったい何がそこまで彼を追いつめたのか? それでもなお天使の歌のごとき美しいメロディーが生まれた理由とは? 数々の名曲が彩るブライアン・ウィルソンの衝撃の半生が、本人公認のもと、初の映画化!
ザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在ブライアン・ウィルソンは、楽曲♪「サーフィン・U.S.A.」「素敵じゃないか」「グッド・ヴァイブレーション」の誕生から半世紀を経た今も、時代を超えて愛され続ける名曲を生み出した。そして70歳を超えた今も生きる伝説として活躍しているブライアンの半生を描いたのは、アカデミー賞®作品賞に輝いた『それでも夜は明ける』のプロデューサーで、本作が初監督となるビル・ポーラッド。異なる二つの時代のブライアンを、二人一役で描くという大胆なアイデアで、いくつもの魅力的な顔を見せてくれそうだ。なお、心理学者ユージーン・ランディー役にはポール・ジアマッティを起用している。
映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』あらすじ
1960年代、カリフォルニア。ザ・ビーチ・ボーイズは人気の頂点にいた。だが、新たな音を求めてスタジオで曲作りに専念するブライアン(ポール・ダノ)は、新作へのプレッシャーから心が完全に折れてしまう。それから20余年、ブライアン(ジョン・キューザック)に再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダ(エリザベス・バンクス)との出会いだった。
映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は2015年8月1日[土]より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
アメリカ/122分
原題=LOVE & MERCY(2015)IMDb
全米公開=2015年6月5日
日本公開=2015年8月1日
字幕監修=萩原健太
字幕翻訳=栗原とみ子
配給=KADOKAWA
公式サイト http://loveandmercy-movie.jp/
© 2015 Malibu Road, LLC. All rights reserved.
2015年05月21日 掲載
2015年07月01日 更新[予告編]
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映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』予告編
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監督・製作=ビル・ポーラッド
脚本=オーレン・ムーヴァーマン、マイケル・アラン・ラーナー
製作=クレア・ラドニック・ポルスタイン、ジョン・ウェルズ
製作総指揮=アン・ルアーク、ジム・レフコウィッツ、オーレン・ムーヴァーマン
音楽=アッティカス・ロス
[キャスト]
ジョン・キューザック、ポール・ダノ、エリザベス・バンクス、ポール・ジアマッティ
日本公開=2015年8月1日
配給=KADOKAWA