[シネママニエラ]俳優の大泉洋が映画『駆込み女と駆出し男』大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、自身宛てのファンメールのはずが、その文面は「(共演者の)陽月華に一目ぼれした!」等の内容がくることに対する小言をもらした。
元宝塚歌劇団宙組で女優の陽月華は、本作で東慶寺の院代・法秀尼を演じており、劇中は頭巾姿も。「この格好だと(原田)監督からも「誰?」って言われるんですよね(笑)」と苦笑い。
そんな陽月華のことを大泉は、「この方、キレイな方ですけど、面白いんですよ!」と素顔を披露しつつ、自身の所属事務所の携帯サイトに「ファンメールとか映画の感想がたくさん来ますね」と語るなかで、「陽月さんの評判もいいんですよ。ただ、わたしへのメールなんだから、(陽月さんへの褒め言葉は)いらないんですけど(笑)」と拗ねて見せるという大泉節で盛り上げた。
本作は作家・井上ひさしが紡いだ時代小説「東慶寺花だより」を原案とし、江戸時代における女性の人生の再出発を描く感動作。なお、本作がカナダのトロント日本映画祭オープニング作品に決まったこと、そして中国の上海国際映画祭パノラマ部門への出品が発表された。原田監督は6月10日のオープニングにあわせて渡加し現地入りするとのこと。
英語字幕付きの上映とのことで、大泉は「わたしと橋本じゅんさんとの早口でのやりとりって字幕どんな感じですか。こいつ、すごいしゃべってるのに、大したこと言ってないな!って思われません?」と疑問を呈す。すると原田監督が「大丈夫、格好いいこと言ってるってわかるようにしたから!(笑)以前も字幕つきで外国人の方30人ぐらいに観ていただいて、反応がよかったです」という返答に、大泉は安堵の表情を見せた。
映画『駆込み女と駆出し男』予告編
日本映画/143分
日本公開=2015年5月16日
配給=松竹
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公式サイト