[シネママニエラ]俳優の生田斗真が主演する映画『予告犯』が初日を迎え、生田は完成披露時に予告宣言したように、4回にわたって司会に挑戦する。マスコミ取材がはいった正午過ぎの上映後舞台あいさつでは、鈴木亮平の「歌手デビュー」予告を達成させる強行手段がとられ、観客を大いに沸かせた。
本作は筒井哲也著のコミックの実写化。我が身よりも人のために、法にかわり裁きを下す、新聞紙製の頭巾をかぶったグループ「シンブンシ」と、警視庁サイバー犯罪対策課の頭脳戦をスリリングに描く社会派エンタメ作品。
舞台あいさつには、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々、中村義洋監督が登壇。司会の生田による案内で登壇し、檀上で「予告」達成の検証を実施。戸田は整体に5回通うなどの努力の甲斐むなしく身長測定(163→165センチで達成)は-0,5センチという結果に。監督の減量もわずかに及ばず。荒川は結婚宣言し婚活を試みたが実は結ばず。濱田も全国プロモーション及び66媒体の取材と頑張ったが、生田が153媒体ということで、中村監督の「(濱田くんは)もっと頑張れたはず」という判定で未達成。予告の詳細はこちらの記事で
鈴木の予告・歌手デビューは「デビューしていないですけど、オリジナルソングがあるんです! 作詞は中村監督が10分で書いてくれて。しかも振り付きで」とノリノリで切り出すと、生田の指示でスタッフがスタンドマイクと応援グッズ(特製うちわとポンポン)を用意。予告を達成できなかった登壇者は、バックでチアガール&チアボーイに徹するという罰ゲームのような演出のなか、観客も拍手喝采! 鈴木はフルに歌いきり「イェイ!シンガーソングダンサーですからね、気持ちよかったです」と充実の表情を見せる。
だが「このライブパフォーマンスではデビューとはいえない!」と生田のストイックな判定が。そこで、鈴木亮平を本当にデビューさせるべく、この日披露したデビュー曲「予告犯/Kのテーマ」を映画の公式サイトにて、期間限定(6月8日~6月30日)でストリーミング配信することも決まった。
生田は「完成後にみんなで『ヤバイものが出来上がった』と言いあった作品。初日に観ていただいた方は面白いなと思ったら人に勧めてください」と締めの挨拶。司会については、「つたない進行でしたが、貴重な体験となりました」と感想を述べると、残念ながらこの日が最初で最後になると思うと宣言していた。
日本公開=2015年6月6日
配給=東宝
公式サイト http://www.yokoku-han.jp/
©2015「予告犯」製作委員会 ©筒井哲也/集英社
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