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松山ケンイチ「神様みたいなうちなーちゅに会った」

映画『天の茶助』沖縄先行初日舞台あいさつ
玉城、松山、大野、監督
[シネママニエラ]SABU監督×松山ケンイチ主演2度目となるタッグ作品『天の茶助』の沖縄先行初日舞台あいさつを6月20日にシネマライカムにて行い、監督と松山をはじめ、大野いと、玉城ティナが登壇した。

映画『天の茶助』作品情報(あらすじ、予告編、ベルリンレポート)

本作は天界と沖縄を舞台に、人間の女性に恋心を抱いた天界の茶坊主の冒険を軸とした愛とスリルの人間ドラマとファンタジーを融合させたエンタテインメント作品。第65回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でも上映された。

沖縄ロケを振り返るなかで、沖縄の人(うちなーちゅ)の印象を聞かれた松山は、「あったかいです! 僕のことを知らない方がたくさんいるので、普通の会話ができたのが嬉しかった」と笑顔で語り、さらに「そのうちなーちゅから『おめー俳優やってるんだろ、なかなかいいよ!』と言われ、励みになった」というエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。

松山ケンイチ

「(SABU監督と以前一緒にやらせていただいた)『うさぎドロップ』の現場もすごく楽しくて、SABUさんとはまた一緒に仕事をさせて頂きたいと思っていました。今回4年ぶりに一緒にやらせて頂きましたが、改めてSABUさんの凄さや現場の楽しさを体感できて幸せでした!SABUさんオリジナルストーリーの本作は、全編沖縄での撮影で約一か月間ほど沖縄市にいたんですが、地元の方々の協力なくしてはこの作品は撮れませんでした。皆さんに協力して頂いて僕自身、地元の方が本当に助けられましたし、僕だけじゃなくキャスト、スタッフの皆さんみんながお世話になったので、感謝したいと思います。ありがとうございます!」

大野いと

「大好きな沖縄で映画が公開されて本当に嬉しく思っています。(言葉を話さない設定の)ユリを演じるにあたって、難しいと感じるところはたくさんありました。私はちゃんと言葉を話して生きてきたので、台本を読めば読むほど、ユリは毎日どんな気持ちなんだろうと、その部分を埋めるのが大変でした。また、茶助のことを好きになれるのかな、(色んな過去を持つ茶助に対して)恐怖心とかないのかな、と不安になりましたが、現場に入って松山さんとお芝居をさせていただいて、茶助のことを好きになることがきました!ラストシーンはユリのキャラクターのすべてを表わすシーンだと思い、素直に演じました」

玉城ティナ

「この場に立たせて頂いてすごく光栄です。(映画の現場は)いつものモデルのお仕事とは全く違いました。私はキャストの皆さんがすでに何日か滞在されていた後に入ったので最初はすごく緊張していたんですが、沖縄が地元でもあったので緊張もすぐにほぐれた気がしました。(土佐弁を話す茶子を演じるにあたって)CDを聞いて練習しました。今後も色んな映画に挑戦していけたらいいなと思います」

SABU監督

「(沖縄風に)監督のさーぶーです。ベルリン映画祭へは8回いったんですが、今回やっとコンペティション部門に入ることができました!さらに、イタリアとトルコとハンガリーと台湾とセルリアとか十数か国で公開が決定しました!」

年日本映画/105分
英題=Chasuke’s Journey
日本公開=2015年6月27日
配給=松竹メディア事業部、オフィス北野
公式サイト http://www.chasuke-movie.com/
©2015『天の茶助』製作委員会

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