[シネママニエラ]アイドルグループ「Rev.from DVL」の橋本環奈が主演をつとめる映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の製作発表会見が、東京・品川プリンスホテルにて開催され、橋本をはじめ、前田弘二監督、高田亮(脚本)、赤川次郎(原作者)、井上伸一郎(KADOKAWA代表取締役)、菊池剛(企画プロデューサー)が登壇した。橋本は「名だたる女優さんが演じられてきていますが、自分らしい星泉を演じたい」と抱負を語り、女優として一歩を踏み出すことについて「ひとつのイメージにとらわれず、幅広い役に臨みたい」と述べた。
赤川次郎著の原作を基にした『セーラー服と機関銃』は、薬師丸ひろ子主演(相米慎二監督)の映画化、原田知世主演のドラマ化、長澤まさみ主演でドラマ化されてきたトップ女優への登竜門とされる伝説タイトル。その続編となる小説「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」を橋本主演で映画化するもので、角川映画40周年の記念作第1弾として製作される。交通事故で若くして急逝した父親にかわり目高組の組長を継ぐことになったヒロインの星泉が麻薬抗争に巻き込まれ、難を逃れたのちの物語で、泉は高校3年生になり卒業するまでを追う。7月上旬よりクランクインし、11月完成。公開は2016年春を予定。
「(薬師丸主演の映画は)鑑賞しました。一番印象に残っているのは後半の機関銃を撃ち、『かいかん』という台詞を言うシーンです」
「本日のこの会見をもって重圧を封印。プレッシャーに負けてしまっては星泉を演じることはできないと思ったからです。勇気とポジティブの心をもって、楽しみながら全力で撮影に臨みます。応援よろしくお願いします」
「角川映画は子どもの頃から見ていた。まさか自分が監督するとは!10代の今しか撮れない瞬間を映しこんでいる作品だったので、自分も橋本さんの今しか撮れない姿を残し豊かな映画にしたい」
「伝説作の映画化の脚本が書けることに興奮し、自分の実力がばれないうちにとっと書いてしまおうと思った(笑)。今の時代のどこか空気を読みすぎる世の中に、気に入らないことは気に入らないと一石を投じて、機関銃をぶっ放すような気分になってもらえれば」
「アイドルの顔の見分けがつけられないと年だというのが定説だと思いますが。自分は博多生まれで、ネット検索で偶然、博多で”千年に一人の美少女”として話題になっていた橋本さんのことを知りました。その彼女がヒロインに決定し、さらに1999年生まれで驚いた。蛹が蝶になっていく姿を残せるのは貴重だと思いますので前の方々が演じられた星泉にとらわれず、のびのびと演じてください。永遠に観られる作品になることに期待します。(薬師丸さんが機関銃のシーンで頬を切ったことに触れて)ガラスの破片で頬を切ったりすることなく、無傷で撮り終えてほしい」
こちらの記事は速報です。
映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(KADOKAWA配給)は2016年3月5日[土]より全国公開
公式サイト http://sk-movie.jp/
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