[シネママニエラ]女優の小西真奈美が、WOWOW日曜オリジナルドラマ「死の臓器」のクランクイン日に撮影所での取材に応じた。父親役を務める武田鉄矢について「親子役はすごく楽しみです。以前、ご一緒した時は、漢字の由来を熱く語って頂いて、『金八先生の一人授業!?』みたいな気持ちになりました。すごく楽しかったので、また、色んなお話を聞けたら良いなと思っています」と語った。
本作は、麻野涼著の小説を実写化した社会派医療サスペンス。この日はテレビ番組制作会社・イフプロ社内セットが舞台。報道資料などが置かれ雑然とした制作部では、小泉と社長・野呂三樹雄役の大高洋夫との問答が繰り広げられていく。そんな緊迫感あるシーンに、佐藤祐市監督が「オッケー!」おどけて発し、小泉からは笑顔が。一方、小西はデスクで2人のやり取りを聞いているシーンを撮った。
「クランクインして2週間が経ちますが、佐藤監督はユーモアがあって明るい方ですが、ドラマについて考える時は僕らもスタッフも真剣な空気感になります。普段は考えていなかったことを考えたりするので、撮影が終わった時には、今まで見えなかった景色を感じるんじゃないかと期待しています。すでにこの世界観に引き込まれていて、とても心地が良いものがあります」
「(ドラマ「僕だけのマドンナ」(2003年)以来の共演となる小西と)こうやって再会できるのはうれしい。20代の頃は思わなかった感覚ですし、それだけ僕らも大人になったんですね。『今でも良い女性だな~』と思うし、真奈美ちゃんがすごくしゃべってくれてビックリしています。それなりに成長を重ねたことで、20代ではない空気感が生まれて、お互いにナチュラルでいられます。今回は元恋人役なので、“久しぶりの再会”という感覚が、役作りの上で助かっています」
「難しいテーマを扱ってる印象ですが、撮影現場はエネルギーがあふれて、明るい雰囲気でまわっています。視聴者の方が一緒に考えてくれるような目線の方向付けができればうれしいです。私自身も一人間として考えながら進んでいくと思いますし、このテーマについて、色々感じながら最後まで臨めたら良いなと思っています」
「(小泉との共演について)孝太郎さんは、『久しぶりで懐かしい!』と思いましたし、ちゃんとお芝居をするのも初めてなので楽しいです。前に共演した時よりもすごく話しやすくて、壁がないオープンな方だと思いました。一度ご一緒している安心感を感じながらも、役柄としてぶつかり合うエネルギーを楽しみながら撮影していけたらと思います」
WOWOW日曜オリジナル 連続ドラマW 「死の臓器」は2015年7月12日[日]より放送開始
毎週日曜 夜10:00(全5話)※第1話無料放送
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公式サイト www.wowow.co.jp/dramaw/
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