[シネママニエラ]日本を代表する名優・佐藤浩市と、フレッシュな魅力を持つ女優の本田翼の初共演によって、デビューから一貫して北海道、とくに故郷・釧路を舞台とする作品を発表し、ベストセラー作家になった桜木紫乃著の「起終点駅 ターミナル」が映画化される。
人はいくつになっても出逢いによって変わることはできる
主人公の弁護士・鷲田完治を演じる佐藤浩市。ヒロイン・敦子役をモデル・女優として活躍する本田翼。完治の元恋人・冴子役を演じるのは、映画『探偵はBARにいる2』や『そして父になる』など、出演作が相次ぐ実力派女優の尾野真千子。監督は、卓越した人間同士の情感描写に定評のある篠原哲雄監督。本作について佐藤は「人の脆さ危うさを絡めとる桜木紫乃さんが、自分を断罪した男と浮遊する女の道行きを描いた作品」だと分析する。
映画『起終点駅 ターミナル』あらすじ
北海道・釧路で誰とも関わることなく25年もの間、自らを罰するかのように生きてきた完治は、家族に見放され、誰にも頼ることなく生きてきた、やはり孤独な敦子と出会う。
[スタッフ]
監督=篠原哲雄
脚本=長谷川康夫
原作=桜木紫乃「起終点駅 ターミナル」(小学館刊)
[キャスト]
佐藤浩市 本田翼
中村獅童 和田正人 音尾琢真 泉谷しげる 尾野真千子
日本映画/分
日本公開=2015年11月7日
配給=東映
公式サイト http://www.terminal-movie.com/
©2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
映画『起終点駅 ターミナル』予告編
©2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
映画『起終点駅 ターミナル』は、2015年11月7日[土]より全国にて公開
配給=東映
映画『起終点駅 ターミナル』日本版ポスター
©2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
映画『起終点駅 ターミナル』は、2015年11月7日[土]より全国にて公開
配給=東映
映画『起終点駅 ターミナル』場面写真
映画『起終点駅 ターミナル』は、2015年11月7日[土]より全国にて公開
配給=東映
映画『起終点駅 ターミナル』原作・関連
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第28回東京国際映画祭のクロージング作品
第28回東京国際映画祭のクロージング作品に決定したことを受け、主演の佐藤浩市さん、本田翼さん、 原作者の桜木さんよりコメントが到着した。
「僕は10年前の2005年、東京国際映画祭で根岸吉太郎監督『雪に願うこと』という映画で主演男優賞を頂きました。ちょっと自分で言うのも口幅ったいですけれども(笑)。不思議なことに今回も『起終点駅 ターミナル』という映画の初日に現場に入ったときに、本当に偶然なんですけれども、『雪に願うこと』の初日に現場で感じた、監督・スタッフ共に、この映画が何に向かっていくのか、というみんなの意識の高さを感じました。それと同じ匂い、空気感を今回の『起終点駅 ターミナル』で感じたんです。それが今回こういう形で東京国際映画祭のクロージング作品になったということが、僕にとっては本当に嬉しい驚きでいっぱいです。ありがとうございます」
『起終点駅 ターミナル』に出演した本田翼です。『起終点駅 ターミナル』を、第28回東京国際映画祭のラストを飾るクロージング作品に選んでいただき、本当に光栄です。この作品は、見終わった後に、少し幸せになれるようなあたたかい作品です。この秋お会いできることを楽しみにしています」
「映画『起終点駅 ターミナル』が、東京国際映画祭クロージング作品との報告を受け、大変嬉しく、光栄に思っております。ひとつの物語が映画という新しい表現を得て、より広くみなさまに愛される作品となりましたこと、関わってくださったすべての方々に、心からお礼申し上げます。
本作が、映画を愛するみなさまの、ちいさくともひとつの起点駅となりますように。そしてすべての映画が、時代を求め、時代に求められ、愛される世の中でありますように。東京国際映画祭の成功を祈っております。みなさま、ありがとうございます」
【第28回東京国際映画祭 概要】
開催期間=2015年10月22日[木]~10月31日[土]
会場=六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほか
公式サイト http://www.tiff-jp.net
チケット発売=10月10日[土]よりticket boardにて発売開始!