[シネママニエラ]無敵エンターテイメント映画『アントマン』のワールドプレミアが、6月29日(現地時間)に米国ロサンゼルスのドルビーシアターにて開催され“史上最小のヒーロー”を演じたポール・ラッドらが登場し歓声を浴びた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督をはじめとするマーベル作品出演者やスタッフたちも集まり大盛況!
マーベルコミックの中でも異色のヒーローで、根強い人気が続いていた“アントマン”の満を持しての映画化。映画史上“最小”にして“最大”のアクション・エンターテイメント! 主人公は、仕事も人間関係も空回りばかりの男スコット・ラング。別れた妻と暮らす最愛の娘にとって良い父親でありたいと願い、やる気も能力もあるのに仕事を失い、養育費を払えないせいで愛する娘に会うことも許されない・・・。絶体絶命の彼にオファーされた「唯一の仕事」は、体長わずか1,5センチになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となること。
さらに、知的でクールながらアクションもこなすヒロインを演じたエヴァンジェリン・リリーが黒と白のシックなドレスに身を包み登場!ファンの声に応えながらレッドカーペットを歩いた。監督のペイトン・リードは「会場がマーベルファンでいっぱいだ!これ以上最高のことはないよ!」と喜び、「アリはどこにもいませんよ、劇場の中に入ってもらいましたから」といったジョークでニヤリ。カーペットには、アントマンにちなんで、本物のアリの巣を使ったロゴのオブジェが飾られるなど、この作品ならではの凝った演出も。
マーベルの数あるキャラクターの中でも屈指の頭脳を誇る天才科学者であり、初代アントマンであるハンク・ピム博士を演じたマイケル・ダグラスは「どうもアリがとー!」と日本語でコメント。撮影中にアリのケーキをスタッフからプレゼントされたエピソードを語り、仲の良かった撮影現場を振り返った。また当日は来られなかった奥さまのキャサリン・ゼタ・ジョーンズに話がおよぶと結婚15周年に向けて「何か特別なことをしないとね」と応え、夫婦仲の健在もアピールした。
前日に救急搬送されたことが伝えられ、全世界のファンの心配を集めた“アントマン“の原案者である巨匠スタン・リーも元気にレッドカーペットに登場。自らが生み出した“アントマン”の魅力に熱弁をふるい、ファンの熱い声に応えたファンサービスも行った。
映画『アントマン』は、2015年9月19日[土]よりロードショー
原題=ANT-MAN(2015)
全米公開=2015年7月17日
日本公開=2015年9月19日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©Marvel 2015