『進撃の巨人』キャストが語る撮影の思い出
「カミングアウトしたい! 撮影前に、監督からエレンを演じるために3本の映画を鑑賞するように勧められました。その3本は『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『クロニクル』でしたが、進撃との共通点を見いだせず、役作りに生かせていないかも。素直になれなくてすみませんでした」
「茨城県の高荻では、出演者のうち初めて立体起動で飛ぶ演技をした。ロープは人海戦術なのですが、一度飛んだあと、ロープを手放すと(吊られている者は)とんでもない下り方をする…死を意識しました」
(三浦が述懐)寡黙な方だと思っていた長谷川さんが、高所で(マイケル・ジャクソン的な)『フォー』って叫んでいて、そういう面もあると知りました
「初めてのアクションだったので、毎日が窮地の連続。何とかやりのけた」
「監督とは空き時間にガンダムの話ばかりしていました」
「どう見ても僕の顔は外国人のジャンって感じではないと思う」
(ピエールが)「そこは炒めるのジャンってことで(笑)」
「装備が重かったので楽な姿勢を研究した」
「監督の指示で10キロ増量し、20代の役を40歳の僕が無理して演じた。最後には実年齢がひとつ下の長谷川さんより若く観られたので成功したと思う」
「ドラマ「失恋ショコラティエ」の直後に撮入したので真逆の役となった。女子力満点のツヤツヤだった髪の毛に、ダメージを与えた。砂埃がすごくて一つ台詞を言うたびにうがいをしていました」
「軍艦島(正式名称:端島)の観光では立ち入り禁止の区域で撮影したり、じっくり観察できたのは良い思い出」
「クバルは演説が多い。しかも監督は長回しで撮るのですごく楽しい。だけれども一通り終えてホッとすると、監督が『もう一度』とおっしゃる」
「(映画の返却時に三浦春馬が)クッキーをくれたんですけど、すっごくおいしかったんです!」