[シネママニエラ]女優の木村文乃が8月5日、麻見和史の人気警察小説「警視庁殺人分析犯」シリーズを映像化するWOWOW日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 石の繭」の制作発表会見に、共演の青木崇高、内片輝監督とともに出席した。猛暑が続く中、前日にクランクアップしたばかり。青木が「水着で現場に行った」とクールビズ対策を語るなかで、「木村さんの汗を見てない!」とザ・女優なエピソードを明かした。
本作は猟奇殺人事件の犯人と女性刑事の息詰まる攻防戦を描くクライムサスペンス。木村は警視庁捜査一課十一係の如月塔子刑事役で、廃ビルの地下室で床にセメントで塗り込まれた死体が発見される猟奇的殺人事件で、犯人「トレミー」と対峙する。
「ついつい自分の中に“芯”を作って演じてしまいがちなんですが、塔子というのは実は今までの役の中で一番、女の子なんです。感情の揺れを出さないといけなかった」と振り返った。
「(今作では)サイコサスペンスの部分を強調したい」という内片監督は、木村について「緊張感あるシーンばかりで『テンション上げて!』と言い続けてましたが、オンとオフをうまく切り替えて現場を楽しんでました」と、その立ち居振る舞いに称賛をおくる。
そして本作の魅力について、青木が「犯罪の手口が結構、キツイですがそこがいい!」と語れば、木村も「ミステリーというと犯人が分かるまでというのが一般的ですが、この作品が普通じゃないのは、犯人が見つかってからも、なぜそうなったのか? 人の心、根っこの部分が色濃く描かれます」と心理ドラマとしての面白さを強調した。
毎週日曜夜10:00~ 全5話(第1話は無料放送)
公式サイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/mayu/
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