[シネママニエラ]映画監督の園子温が、第19回ファンタジア国際映画祭コンペティション部門に出品した映画『リアル鬼ごっこ』が最優秀作品賞シュバル・ノワール賞、最優秀女優賞(トリンドル玲奈)、審査員特別賞の3部門を受賞し、映画『ラブ&ピース』は観客賞に選ばれ、その喜びを語った。
審査員によると、主演女優賞は「審査員満場一致で決定した」といい、オープニングのシーンに審査員が感銘を受けたことから審査員特別賞の受賞という結果になった。園監督は同映画祭において、2006年に『Strange Circus 奇妙なサーカス』で作品賞を受賞、2009年に『愛のむきだし』が主演女優賞(満島ひかり)と審査員特別賞を受賞した。一作品で3部門を受賞したのは今回が初めて。
トリンドル玲奈
「最優秀女優賞、とってもとっても嬉しいです!このような賞をいただける日が来るなんて、今の私にとっては身に余る思いです。園子温監督、リアル鬼ごっこのスタッフさん、キャストの皆さん、そして、支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです」
園子温監督
「ファンタジア映画祭は世界で最も好きな映画祭なので、観客賞を受賞でき本当に誇らしい。観客投票という一番誠実な投票によって選ばれたことがなにより嬉しい」
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