[シネママニエラ]女優の常盤貴子が8月7日、主演映画『向日葵の丘1983年・夏』の完成披露試写会に浴衣姿で登場し、題材の1983年当時を「少し不便でも心豊かだった時代」と思いをはせた。
田舎町で青春時代を過ごしていた女子高生3人組が、30年後に再会する姿を捉えた感動作。常盤貴子、田中美里、藤田朋子3人の高校時代を演じているのは芳根京子、藤井武美、百川晴香。
常盤は、撮影地の思い出を問われ「私は鉄が好きなんですね。鉄オタ(=鉄道オタク)というよりは、大きな鉄が好きで、車とか飛行機とかなんでもいいんですけれど。全くここで言う必要のないことなんですけれど(笑)。大井川鐵道は本当に素晴らしい景色で列車に乗ったり写真を撮ったりして楽しみました。ちょっと興奮しすぎて鼻血が出そうになりました」と語った。
1か月の間、毎晩のようにサキイカを食べていたという合宿組。藤田は「いかネタはもちろんなんですけれど、ヤングチームでスタッフさんに餃子を作ってあげようということがあって、餃子の中に幾つか辛子入りの餃子を作り、スタッフさんに食べさせるというふざけたことをやっていました」とお茶目エピソードが続く。
太田隆文監督は「高校生組から撮影を始めたんです。そうしたら、芝居のトーンが違うといけないからということで、大人組の3人がちゃんと自分たちの若い頃の芝居を見に事前に来てくれたんです。3人の大人になったシーンを違和感なく観れると思います」とアピール。撮影中はオトナチームとヤングチームそれぞれの顔立ちが似ていたそうなので、本編で楽しんでほしい。
日本公開=2015年8月22日
配給=IPSエンタテインメント
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