『S−最後の警官−』綾野剛、吹石一恵のハプニングをRECOVERY！

シネママニエラ編集部

9年前

[シネママニエラ]俳優の綾野剛が映画『S−最後の警官−奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露試写会において、共演の女優・吹石一恵のハプニングに対して見事にRECOVERY（リカバリー）してみせた。本舞台あいさつには、向井理、新垣結衣、大森南朋、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、平野俊一監督が出席している。

前列左から大森南朋、新垣結衣、向井理、綾野剛、吹石一恵
後列左から高橋努、池内博之、青木崇高、平山浩行、平野俊一監督

本作は小森陽一著のコミックを基に主人公・神御蔵一號（かみくらいちご）に俳優の向井理が扮したドラマ化に続き映画化された、警察庁特殊急襲捜査班（略称NPS）の活躍を描いたアクションドラマ。本作では海上保安庁、防衛省、航空自衛隊が撮影に協力しており、迫力の映像も話題。

この日は作品の世界観を表現し特殊部隊が警護するなかで登壇者が客席中央のレッドカーペットを歩み、特製ステージに階段を上って登壇するという演出がなされた。入場は、歓喜を浴びて向井理、綾野剛、新垣結衣と、続いて登場した吹石にハプニングが。履いていたサンダルのアンクルストラップの留め具がはずれたのだ。吹石は「張り切り過ぎてはじけてしまいました」と冷静に笑顔でコメント。

すぐさまステージ上の綾野が、その留め具を捜しはじめるが、一旦は進行通りに。挨拶を終えたのち、綾野が階段のステップで留め具を発見し拾い上げた。綾野にお礼を述べる吹石。そのままクロストークを続け、マスコミ向けのフォトセッションの準備の間に、サンダルは補修された。

そして登壇者全員に提示された、お題「奪還のタイトルにかけてとりもどしたいこと、リカバリーしたいことは？」に対して、吹石は「もう一度、ストラップがはじける前のあの瞬間に戻って、やりなおしたい」ことをあげ、うまくまとめる大人の対応を見せた。劇中では１億２千万人の未来を守る任務に就くNPSの彼らが、こういったイベントにおいても人の窮地に手を差し伸べる姿を垣間見せていた。

映画『S−最後の警官−奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』（東宝配給）は、2015年8月29日より全国公開