[シネママニエラ]小さな女優アビー・ライダー・フォートソン[Abby Ryder Fortson]が映画『アントマン』の出演を機に注目を集めている。アビーちゃんが演じるのは、主人公スコット・ラングの娘キャシー・ラング役。彼女は4歳から業界入りしており、大きな役は本作が初めて。けれどもYouTubeで見つけた過去などからもそのキュートな魅力は注目されていた様子。
さて、映画『アントマン』の劇中ではオトナたちからはダメ人間というレッテルを貼られたスコットに唯一、愛をもって接するキャラクターという大事な役どころを、外見の愛らしさはもちろんのこと、全身でパパのことが心から好き!というシグナルを発する演技で観客をメロメロに。
アントマンの動力源は娘のキャシー!
また、出所したばかりのスコットが、キャシーのお誕生日会に出席。手渡すプレゼントは、どうみてもキモカワなぬいぐるみ。それすらも「かわいい!ありがとう」と天使の微笑みで喜ぶ。そんな可愛い娘のためならば、ダメ父スコットも奮起してアントマンというヒーロー業に邁進できるというもの。アントマンを動かす源というわけ。
ちなみに、アビーちゃん自身は、件のぬいぐるみを気味が悪いと思っているそう。海外メディアのインタビューに応じた際には「だってわたしの指に噛みつくんだもの」というウィットに富む理由を語った。
好きなディズニー作品は『メリー・ポピンズ』『アナと雪の女王』。好きなディズニーキャラはエルサ(『アナと雪の女王』)。好きな『アベンジャーズ』はブラック・ウィドウだというので、多くの子ども同様にディズニー好きであることは疑いの余地なし。
撮影で楽しいのは「お芝居すること」で、台詞を覚えるのもまったく苦じゃないそう。小さな名女優の将来に大きな期待を寄せたい。
アビー・ライダー・フォートソン[Abby Ryder Fortson]のプロフィル
生年月日=2008年3月14日 (7歳)
出身地=アメリカ合衆国 カリフォルニア州 バーバンク
芸歴=4歳より演技をはじめる。トランスジェンダーを題材にしたAmazon制作のドラマシリーズ「Transparent」や「Togetherness」「The Whispers」に出演。大手食品スーパー「Publix」のクリスマスコマーシャルでは、米国のおじちゃん、おばあちゃんをメロメロに。映画『アントマン』撮影時は6歳だった。
家族構成=父親は映画『最低☆絶笑ムービー』などの俳優ジョン・フォートソン、母親は映画『クレイジーズ』や人気ドラマシリーズにゲスト出演多数の女優のクリスティー・リン・スミス。弟が1人。
スコット・ラング(ポール・ラッド)は別れた妻と暮らす最愛の娘の養育費を稼ぐために、ハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)に雇われ、アントマンとしての使命を帯びる。配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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米ABC局でスティーヴン・スピルバーグが手がけるSFドラマ。地球征服を目論むエイリアンが、子どもをつかって攻撃を仕掛ける模様。
Christmas Spot for Publix
2014年アメリカの大手食品スーパー「Publix」のクリスマスコマーシャルでは、米国のおじちゃん、おばあちゃんをメロメロに。
2013年のSuper Bowlにて流れたコマーシャル。道路にたたずむアビーちゃんを心配したロック様が声をかける。手掛けたのはピーター・バーグ監督。
LGBTを描いたAmazon制作のドラマ「Transparent」シリーズ。ゴールデングローブ賞テレビ・コメディー部門で最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞。ジェフリー・タンバーが主演。初長編監督作の映画『午後3時の女たち』(11月7日公開)が控えるジル・ソロウェイの監督・脚本作。
HBO制作のドラマシリーズ。2人の子を持つが今ではセックスレスなブレットとミシェル夫妻を描くコメディ作品。 http://www.hbo.com/togetherness
映画『アントマン』テレビスポット(パパはつらいよ編)