声優の加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹がフジテレビ「ノイタミナ」にて放送開始するアニメーション「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」について語った。
森博嗣のデビュー作にして、シリーズ累計発行部数390万部を誇る「すべてがFになる」と同作に登場する早熟の天才プログラマ真賀田四季の半生を綴った「四季」(全4冊)を原作とした物語。理系ミステリィを原作とする本作で、それぞれの難しい役どころを実力派キャスト陣がどのように演じていくのか。期待を寄せたい。
加瀬康之による主人公の犀川創平(さいかわ そうへい)は建築学科の准教授でありながら、鋭い分析と考察力で事件捜査を協力することとなる。犀川の勤める大学の学生で、犀川と共に事件を捜査することになる好奇心旺盛な深窓の令嬢、西之園萌絵(にしのその もえ)役に種﨑敦美、人類のうちでもっとも神に近いと言われる天才プログラマ真賀田四季(まがた しき)役に木戸衣吹。
加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
種﨑敦美(西之園萌絵役)
木戸衣吹(真賀田四季役)
アニメ「すべてがFになるTHE PERFECT INSIDER」
孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才プログラマ・真賀田四季。四季に一目会いたいと、研究所を訪れた那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵はそこである事件に遭遇する。彼らが目にしたのは、誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。
2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜 24:55~放送開始ほか各局でも放送開始
公式サイト http://www.f-noitamina.com/
加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
普段会話の中で使わないような単語の羅列が出てくるので、これをどう犀川として表現しようか探りながらですが、挑戦していこうと思っています。普段の僕だったら「まったく暑い」なんて言わないですからね(笑)犀川は「暑い」をこう表現するのかと驚きながら演じています。
©森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会
監督からは特に何も言われないので、逆にもっと何か言って欲しいぐらいなのですが、ただ一言、「犀川は良い男です。」と言われました・・・が、頑張ります! セリフ劇要素の多い作品なので僕なりの犀川を演じたいと思います。
犀川は難しい単語やセリフを言うので、「書いてあることを言っている」とか「セリフを言わされている感じ」に聞こえないよう気をつけています。そこに「きちんと存在している言葉」として伝わるように意識しています。また、今後はもっと複雑な会話を重ねていくことになると思うので、研究所という閉鎖空間の中で犀川と萌絵がどのように絡んでいき、事件と向き合っていくのか、難しい内容の部分でも観ている方に内容がスっと入っていくようなセリフ回しを心がけていきたいなと思っています。
ミステリィ作品の中でも一つの事件を全11話に渡って描いていく作品は他にないと思いますし、初回を観たら最後まで観ないと事件がどうなるかわからない面白さがあると思います。演じている僕たちも視聴者の皆さんと一緒にミステリィを解決していくような気持ちでおりますので、この作品の独特の世界感にはまっていただきたいです。ぜひ放送を楽しみにしてください。
加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
種﨑敦美(西之園萌絵役)
木戸衣吹(真賀田四季役)
2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜 24:55~放送開始ほか各局でも放送開始
種﨑敦美(西之園萌絵役)
読み進めるうちに気にならなくなって、最終的には理系ミステリィ作品という意識では読んでいなかったなと思います。天才による考えもつかないような会話のやりとりが魅力的で惹きつけられ、一気に読んでしまいました。
アフレコの時にアニメーションの一部を拝見させていただいたのですが、まず最初に、こうやって見せるんだ!と。ずっと飽きずに見ていられる、惹きつけられるなと。確かに最初は難しそうに思うかもしれないのですが、それを一切感じさせない見せ方、つくり方だなと思いました。
©森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会
オーディションの時に「品良く爽やかに」と言われたので、アフレコが始まってからもこれを意識して演じています。ただ、感情的になっているところで品良く演じようとすると萌絵の明るい感じが無くなってしまうので、なるべくシーンに添って感じたままに演じてみようと思っています。
萌絵は頭が良く行動力のある子なので、行動や言葉のまま演じてしまうとお嬢様の雰囲気がなくなってしまうので、「品良く」というのは忘れないように心がけています。ですが、犀川先生に対してはそれも忘れるぐらいで良いのかなと。「会話している相手が誰か」を今までで一番意識している気がします。
一見すると難しそうなお話なのですが、観やすいよう、スッと入りやすいよう工夫された作品になっています。原作を読まれた方にも、アニメで初めてこの作品に触れる方にもきっと楽しんでいただけると思いますのでぜひ期待して待っていてください!
加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
種﨑敦美(西之園萌絵役)
木戸衣吹(真賀田四季役)
2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜 24:55~放送開始ほか各局でも放送開始
木戸衣吹(真賀田四季役)
はじめは、四季というキャラクターは人間味がなくて無機質な女性かなと思っていたのですが、もう一つの原作小説である四季シリーズをじっくり読んだときに、四季も普通の少女だったんだなと感じました。アフレコに望む時は、どうやって天才っぽく話せるようにしようかと、喋り方とか息継ぎとか思考錯誤しながら演じています。
キャラクター原案の浅野いにおさんが描いた四季を初めて見たときに、アニメ過ぎない独特な感じのイラストが印象的だったので、あまり作り過ぎない自然な声で演じるように心がけています。
©森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会
監督からは、四季は全ての人間を見下すような感じで淡々と喋って欲しいという指示がありました。でも、淡々とした中にも心の中に情熱を持っているキャラクターなので、無機質過ぎる感じにはならないように演じたいと思います。
四季の相手のことを見透かしたような、底の見えないミステリアスな部分を上手く表現したいです。ただし、ロボットみたいな感じにはしたくないので、四季の人間らしさも同時に表現できたらなと思っています。
アニメを普段見ないような人にも入りやすい作品です。色々な謎が張り巡らされていますので、ぜひ皆さんも私たちと一緒にミステリィを解いていただきたいなと思います。また、皆さんの目を奪えるような四季を演じられるように頑張ります。ぜひご覧下さい。
加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
種﨑敦美(西之園萌絵役)
木戸衣吹(真賀田四季役)
2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜 24:55~放送開始ほか各局でも放送開始