[シネママニエラ]俳優の藤原竜也が映画『探検隊の栄光』で未確認生物・三首の巨獣ヤーガを求めて秘境の地へ赴き、番組作りに挑む姿を体現する!
バカバカしくも最高に愉快な探検隊の冒険がはじまる!
荒木源著の小説「探検隊の栄光」をベースにした本作は落ち目俳優の杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦する様を描くもの。浪漫を求め探検に命をかけた男たちの物語が、新たなフィルターを通して再現されていく。
「オモシロければ何でもあり」の番組プロデューサー井坂(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター瀬川(小澤征悦)、職人気質のカメラマン橋本(田中要次)、UMAオタクの音声・照明の小宮山(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD赤田(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳マゼラン(岡安章介)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生えていく。
映画『探検隊の栄光』あらすじ
ペラン共和国の空港でプロデューサーの迎えを待つ杉崎正雄のもとに、怪しげな現地人の男が何やら親しげに話しかけ、杉崎のスーツケースを抱え、同行を促す。意図がわからぬまま後を追う杉崎。スーツケースはワゴン車のトランクに無造作に投げ入れられ、すわ誘拐?!と身の危険を感じたところ、トイレットペーパーを手にしたプロデューサーの井坂が現れる。杉崎は「台本」を求めるが、テキトーにあしらわれ、探検地へと車は出発する。
【とりびあ】
撮影は熱帯ジャングルを彷彿とさせる全国の秘境で実施
過酷な撮影に、ストイックな藤原も「記憶が飛ぶぐらい」と表現している。
[スタッフ]
原作=荒木源「探検隊の栄光」(小学館刊)
脚本=徳尾浩司、金沢達也、山本透
監督=山本透
制作プロダクション=ダブ
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[主題歌]
ウルフルズ「ボンツビワイワイ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
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[キャスト]
藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45°)
日本映画/91分
日本公開=2015年10月16日
配給=東宝映像事業部
公式サイト