[シネママニエラ]女優の宮沢りえが、宮藤官九郎監督4作目となる映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』で、神木隆之介扮する高校生・大助が思いを寄せるヒロイン・手塚ひろ美(森川葵)の20年後を演じ、劇中では動物に扮した神木と共演することが明らかになった。
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』地獄で現場会見!
不慮の事故で17歳にしてこの世を去った高校生の大助(神木)が、このまま死ぬには若すぎると、地獄で出会った赤鬼のキラーK(長瀬智也)から地獄のしくみを学び、思いを寄せるひろ美ちゃんとキスするために現世へのよみがえりを目指して大奮闘する様を描く。
宮藤監督は「死ぬのが怖くなくなる映画が作りたかった」との思いを込め、世界初の爆笑地獄コメディにふさわしい唯一無二の世界観を作り上げた本作。7年ぶりの映画主演となる長瀬は「芝居も音楽もハンパない! 個人的にはきっと伝説になる作品だと感じてます」と話す、自身作。
「宮藤さんはお仕事を一緒にしたいなぁと思う人の1人でしたので、オファーを受けて即答しました。 脚本を読んで、多少戸惑いはありましたが、振り切れた世界に、絶望と希望が塗れていて、参加できて、心から嬉しいです。。。 今回はヒロイン的なポジションですが、またのチャンスかあれば、振り切り枠に、呼んでいただきたいな。。。と思ってます。訳あって動物に扮した神木さんとの共演もかなり、忘れられないシーンになりました。お楽しみに」
「ひろみ役は「たたずまいが印象的な大人の女性」が良いと思い、ダメもとで宮沢さんにお願いしましたところ、演って頂けるということで、とりあえずビックリしました。現場では、テストの時点でほぼ言う事がなく、スタッフの手前、なんか言った気もしますが、その度に芝居が変化し、その柔軟さに唸らされました。短いシークエンスですが、しっかり締めて頂きました。「本当は地獄に出たかった」と言って頂きましたので、次はわちゃわちゃの方でお願いしたいです」
日本映画/125分
日本公開日=2016年2月6日 → 公開延期 → 6月25日
配給=東宝、アスミック・エース
公式サイト
© 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年09月24日 掲載
2016年01月20日 更新[場面写真、神木隆之介の七変化]、公開延期
2016年3月29日 更新[公開初日]
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』予告編
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
配給=東宝、アスミック・エース
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』第一弾ビジュアル
© 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
「地獄へようこそ。」のセリフと共に、地獄に落ちたとは思えないほど気楽な表情を見せる大助(神木隆之介)の姿が。
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』日本版ポスター
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
配給=東宝、アスミック・エース
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』場面写真
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長瀬智也による地獄の赤鬼姿
映画『バクマン。』『さくらん』『モテキ』等のスタイリスト伊賀大介が手掛けた衣装に身を包んだ長瀬智也は、「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」という、一般的な<鬼>像を覆す、ロックと和のテイストが融合した最強にカッコいい鬼姿を披露。
【とりびあ】
長瀬自身「パッと見るだけでは、僕だと分からない」と語る特殊メイクは、撮影の度に90分がかりで施された。
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』関連商品
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
配給=東宝、アスミック・エース
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』キャスト続報
森川葵
大助(神木隆之介)が思いを寄せるヒロイン・手塚ひろ美役
清野菜名
地獄のロックバンド地獄図(ヘルズ)の紅一点、ベース担当の邪子(じゃこ)役
尾野真千子
キラーKの現世での恋人・なおみ役
桐谷健太
地獄のロックバンド地獄図(ヘルズ)のドラム担当COZY(コージー)役
古舘寛治
地獄図(ヘルズ)にのちに加入しキーボードを担当する松浦役
皆川猿時
同じく大助の同級生で地獄に堕ちる女子高生じゅんこ役
古田新太
大助の運命を裁く地獄のえんま校長役
宮沢りえ
大助が恋するヒロイン・手塚ひろ美の20年後の役
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
配給=東宝、アスミック・エース
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』現場会見
映画の舞台となる“地獄”のセットにて、クランクアップ報告記者会見を実施。7年ぶりの映画主演となる長瀬智也をはじめ、ドラマ「ムコ殿」(CX)以来15年ぶりに長瀬との共演となる神木隆之介ほか、森川葵、清野菜名、宮藤官九郎監督らが登壇した。クランクインは5月19日に都内で、7月5日にクランクアップ。
史上初の“地獄”で爆笑記者会見!
クランクアップを迎えて長瀬は「元々、宮藤監督とは何度かご一緒させていただいて、好きな音楽の話とか、映画の話とかで意気投合していたのですが、今回、音楽の大事さも改めて感じられる、エンターテインメントの要素がふんだんに盛り込まれた、宮藤監督ならではの作品に7年ぶり映画主演に僕を選んでいただいて光栄です。今後こうした作品は観られないんじゃないかと思うくらいです!」と監督への信頼と思いを語った。
監督は「約40日間の撮影中、30日間くらい地獄での撮影がようやく終わりました。朝から晩まで毎日地獄通いしたせいか、地獄慣れしてしまって…、クランクアップ直前で天国の撮影をしたのですが、なぜかスタッフ含めて体調を崩しました(笑)」と飄々と語った。
「(監督の着想をきいて)地獄で、鬼で、ロックバンドって、僕しかいないでしょ(笑)。日本人の誰もが持つ「地獄=怖い」というイメージはもちろん僕にもあるのですが、宮藤監督の描く地獄は、最高にかっこよくて「こんな地獄なら行きたい!」って思える世界観なんです」
「(キラーKの姿は)10kgくらいあったので、大変でした。角とか牙とか子供の頃に憧れた要素が詰まっているので、カッコいいですよね」
「撮影を終えた直後に「地獄みたいに大変な撮影でした。けど、また天国みたいな平凡な日常に戻ったらまたあの地獄の日々に戻りたくなりますか?」って宮藤監督にメールしたのですが、今、本当にそんな気持ちです。また、キラーKの衣装が着たいです」
「無自覚なんだけど『こいつ地獄に落ちそう』って、イラつきを覚えさせるようなキャラクターにしたかった。(宮藤)監督からは、僕が思いつかない細かな演出であったり、セリフであったりを毎回アドバイスいただきました。具体的には「人をいらつかせる方法」ですね(笑)」
「私は現世に生きる役柄だったので、いち視聴者として、地獄の世界がどうなっているか、完成が楽しみです」
「だいたいのシーンは宮藤監督からは大丈夫ってOKが出ていたのですが、あるシーンで私が「へぇ~」と言うところは何度もNGがでました。あの理由を知りたいです」
「人生初のベースを体験させていただきました、最初は全く音が出なくて絶望からのスタートだったのですが、とにかく現場が楽しくて、こんなに公開が待ち遠しい映画は初めてでした!」
「ムードメーカーの桐谷健太さんをはじめ皆さん楽しく現場を盛り上げてくださったので、終始楽しんだまま撮影を終えることが出来ました」
「(着想について)自分もだんだんと年を重ねて、「ああ俺もいつか死ぬんだな」と感じるようになって。なんとなく地獄って悪い奴がいく怖いところって教えられて育ってきたのですが、でもヘビメタの曲を聴くと「Hell!Hell!!」って地獄を明るく肯定している歌詞が良く見られるじゃないですか。それに影響されて地獄でロックバンドしたいなあと。そんな中で、長瀬さんでいつかジャック・ブラック風のキャラクターを描きたいなとも思っていたので、長瀬さんにお願いしました。この映画で彼の顔芸を生かしたかったんです。長瀬さんのギターソロシーン、彼はほとんど弾かずに踊っているので、楽しみにしてください」
「神木さんに対してはなぜかサディスティックになってしまう自分がいて、地獄で神木君をいじめたら楽しんだろうなあって思ったのがきっかけです。そしてやっぱり役者として良い顔するんですよね、一日拷問で宙に吊られていた日もありました」
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年6月25日[土]より全国ロードショー!
配給=東宝、アスミック・エース