『英国王のスピーチ』ベルリン映画祭の記者会見も行列!

欧米で話題!『英国王のスピーチ』ベルリン映画祭の記者会見も行列!

アカデミー賞 ベルリン国際映画祭 映画会見/イベントレポート
映画『英国王のスピーチ』場面写真
©2010 See-Saw Films. All rights reserved.

また本作がきっかけで、英国王室に関する考えは変わったか? という問いには「これまでジョージ6世のことは吃音だったということ以外、ほとんど知らなかった。この映画がきっかけで多くの知識を得られたことは良かったし、王室というよりは彼個人に対して尊敬を感じる」と答えた。

これまで女王の役を何度か演じたことのあるヘレナ・ボナム=カーターは、「女王の気分は悪くないわね(笑)。でもそれぞれのキャラクターによって演じ方も異なるので、“女王”と一括りに考えたことはないわ。私もこの役をきっかけに、これまで知らなかったジョージ6世とエリザベスの人となりについて学ぶことができた」と語った。

ジョージ6世役にコリン・ファースを抜擢したことについて訊かれたトム・フーパー監督は、「コリンは素晴らしい俳優で、子供から90歳のお年寄りまで世界中の観客の気持ちを掴むことができる。キャラクターのことを本当に理解し、愛情を持ちながらも自己憐憫やオーバーアクティングに陥ることなく、的確に演じられる才能にあふれた俳優」と絶賛。会見は、映画の上映同様に満場の拍手に包まれて終わった。

米国アカデミー賞の発表目前! 受賞結果に注目が集まること必至だ。

原題=The King’s Speech
日本公開=2011年2月26日
配給=ギャガ

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