[シネママニエラ]Perfume(パフューム)が10月24日、東京国際映画祭のパノラマ部門出品作の映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT 』の舞台あいさつに佐渡岳利監督と一緒に登壇した。作品を通じて「自身を振り返ることができた」と言い、さらに「ファンの愛を感じることができた」などの思いを語った。
映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT 』
本作は、女性3人組のテクノポップユニットである、彼女たちの活動に密着したドキュメンタリー作品。タイトルを命名したのは監督。「特にアメリカで撮影をしている間に、彼女たちが自己紹介の挨拶でしていたのが、「ウィーアー、パヒューム」だった。世界への挨拶になったと思えた。チームであり自分たちこそがといった自負も込めて、付けさせていただいた」と明かした。
上映後の登場とあって、客席の反応を確かめつつ進行した舞台あいさつ。客席を背景にしたフォトセッションでは、Perfumeポーズで決めることに。客席の隅々にまで気を配り、ポーズの練習タイムも設けたり、テレビ映像向けには大きな声を出してもらうために「男子ぃー」「女子ぃー」と呼びかけて発生練習を促すといった、集ったファンとの交流による一体感が印象に残った。
「世界に発信しようと思った時に、日本と同じにしたいと思った。ステージの設営についてもライティングだとかが、研ぎ澄まされて良くなっていくのは同じ。日本人として、どれほどの決意で、腹をくくっていっているのか、海外の人にわかって欲しかった。日本人でも世界に通用するパフォーマンスをできること示せたと思う。「よう行ったな」というのが一番の感想です」
「(レッドカーペットや舞台あいさつでは)素敵な衣装を着せていただいて、女優さんが立つべき場所に立たせてもらって、このように祝福していただいた。今後とも皆さんに楽しんでいただけるように頑張っていきたい」
「アメリカに行く夢、その次の夢がわかった。私たちがツアー中に見ることができない姿、列を作って並んでくれていたり、コメントが聞けたり、日本語がわからなくても一緒に歌ってくれようとしたり。perfumeに対する愛を感じた」
「映画は自分たちの活動を振り返るきっかけになった。この二人と、ずっと3人でやってこれたから、今後も3人で続けていきたい。私たちの気持ちが伝わればうれしい。関わってくれたかたが幸せになることをしていけたらいいな」
「(映画を観て、自分たちが)堂々としているなと思った。もし1年目でアメリカに行っていたら気づかなかったかもしれないことが多かっただとろうし、3年の年月をかけて良かったと思う。(映画祭では)監督と一緒にレッドカーペットを歩けたことがうれしい。マネージャーのもっさん(山本さん)が、映画のプロデューサーでもあるので、後方からですが一緒に歩けたのもうれしいこと」
「新曲の「STAR TRAIN」は中田(ヤスタカ)さんからの宝物。Perfumeとして年を重ねるたびに楽しくなっていく。(メンバーとは)今後とも「ダメだし」会ができる関係でいたい」
映画『 WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT 』(日活配給)は2015年10月31日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
公式サイト http://www.we-are-perfume.com
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