[シネママニエラ]俳優の西島秀俊が過酷なロケで「肋骨にヒビがはいり、肩を痛め、角膜がはがれた」という映画『劇場版 MOZU』について、「命がけの撮影で見応えがあります。僕の俳優人生の宝物です。たのしく充実した撮影の日々でした。アクションはもちろん俳優の芝居合戦をたのしんでいただければ」とアピールした。
映画『劇場版 MOZU』作品情報・予告編
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本作は逢坂剛著の警察小説をベースとした映像化プロジェクトの劇場版。第28回東京国際映画祭特別招待作として10月27日に上映され舞台あいさつをTOHOシネマズ六本木で行った。共通お題の各自が登場するお気に入りシーンを中心に、話術に長けたメンバーが多いため、この日のトークは大盛り上がりとなった。
「監督として、お気に入りはすべて。本作はぜひ右脳で観てもらいたい。謎の答えやヒントは作品の中にある。繰り返し観たり、ドラマに戻ったりして、探し見つけて」
「全員で命がけで撮影できたことは、僕の俳優人生の宝物。カーチェイスではドラマに続いて長谷川博己くんがクレイジーな芝居を見せてくれる必見の爆笑シーンです」
「モズが怪物に立ち向かう作品。大杉がメインのスピンオフドラマが11月2日と15日にWOWOWで放映されます、大杉がなぜ探偵になったのか描かれ、映画につながります」
「こちらの音響設備いいんですよね、なのですごい迫力だと思います。楽しんでください」
「わりと頑張って撮りました。松坂くんとのアクションシーンは2日間かけて撮影したものです」
「何度でも大きいスクリーンで観ていただきたいです。ぜひ、周りの方にMOZUを宣伝してください」
「映画が終わったら戦うことになると思います。その相手は自分たちの心の中にいる、小さなダルマたちと。わからなかったらまた見に来てください。(犯罪プランナー役の)僕が悪の世界を案内します」
「スケールアップして、すごいもの観たなと思うはず。大画面で観るのにふさわしい作品。池松さんとの死闘シーンは普通ならスタントマンの方が演じる場面も自分たちで闘っています。」
「屋上の炎上シーンは本物の炎です。本作の感想を聞かれたら、『たけしがすごい!』と褒めてください。あとはどーでもいいですから(笑)。とにかくわたしを褒めてください」
映画『劇場版 MOZU』(東宝配給)は2015年11月7日[土]より全国東宝系でロードショー
公式サイト http://mozu-movie.jp/