[シネママニエラ]女優の多部未華子が、主演映画『あやしい彼女』の劇中で「ザ・フォーク・クルセダーズ」の大ヒット曲「悲しくてやりきれない」など4曲を歌唱する姿を都内のスタジオでの撮影で披露した。
本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。倍賞美津子扮する73歳の瀬山カツが20歳に若返った姿・大鳥節子を多部が演じている。難役を演じた多部は、「(役作りは)とても難しかったです。倍賞さんとお話をさせていただきアドバイスを取り入れたりしました。カツさんの人生経験、見てきた景色などを大事に想像して演じています」と話す。
クランクインから3週間が経過し、撮影の後半に突入。この日の現場は、多部扮する節子が率いるバンド・怪しい彼女が歌番組に生出演するシーンを撮影していた。
「普段『多部ちゃん』と言われることが多いので、水田監督やスタッフから『未華子ちゃん』と呼ばれると、いまだに馴れなくてドキドキしています」と照れながら笑いを見せ、「撮影前は週2回ボイストレーニングをした」という多部が歌う楽曲は全部で4曲。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストを手掛ける小林武史が、本作の音楽プロデュースを担当した。
「仮歌入れの時は小林武史さん直々にやっていただきました。小林さんのOKが出るまで未華子ちゃんは歌い続けた(笑)」と水田伸生監督が暴露すると、多部が「だいぶかみ砕いてアドバイスをくださったんですが、よくわからなくて…」と当時の苦悩を振り返った。
苦労した甲斐があり、多部の歌声を水田監督だけでなく、音楽プロデューサー役の要潤も大絶賛!「失礼ですが、『本当に多部ちゃん歌ってるの?』と聞くぐらい普段と全然違って、多才だなと思いました。誰が聞いてもすごく上手だなと思いますね」と絶賛。その歌声が聞けるのも本作の楽しみのひとつだ。
映画『あやしい彼女』(松竹配給)は2016年4月1日より全国ロードショー
公式サイト http://ayakano.jp/
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