映画『ブリッジ・オブ・スパイ』記者会見
スピルバーグ監督とトム・ハンクスは『プライベート・ライアン』(98)、『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』(02)、『ターミナル』(04)以来、11年ぶりの4度目のタッグ。
スピルバーグ監督は3つのアカデミー賞『プライベート・ライアン』(98)監督賞、『シンドラーのリスト』(93)作品賞・監督賞に輝く。
主演トム・ハンクスは2つのアカデミー賞『フィラデルフィア』(93)主演男優賞、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)主演男優賞、を受賞した
また、脚本を担当したコーエン兄弟も『ファーゴ』(96)で脚本賞、『ノーカントリー』(07)で作品・監督・脚色賞を受賞している。
記者会見ではオスカーについて言及した。
スティーヴン・スピルバーグ監督
「アカデミー賞は同業者に認められるという映画界一の栄誉だ。だから、授賞式の会場にいて、選考対象になるというだけで名誉なことです。今回も受賞をあてにしているわけではないし、これまでも期待したことはなかったが、アフターパーティに招待してもらえるというだけで嬉しいものです。考慮されるというだけで名誉なことなんです。同時に私の映画や出演者が様々な形で認められるというのは嬉しいものだとこれまでもずっと感じてきました。1年のうちでとてもエキサイティングな時であり、またナーバスな時です。ただ、私はあまりあてにしない様にはしているがね」
トム・ハンクス(主演 ジェームズ・ドノバン役)
「(オスカーの本命という声も聞かれますが) 本当?そんなこと誰が言っているのかい(笑)? 自信はまったくないね。一か八かの賭けのようなもので、期待することができるものではないよ」
映画『ブリッジ・オブ・スパイ』場面写真
映画『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2016年1月8日[金]よりTOHOシネマズスカラ座ほかにて全国公開