映画『ロブスタ』(ヨルゴス・ランティモス監督)

カンヌ受賞作『ロブスター』謎だらけの予告編が完成!

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カンヌ受賞作『ロブスター』謎だらけの予告編が完成!

[シネママニエラ]映画『籠の中の乙女』ヨルゴス・ランティモス監督の最新作で、第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したSF恋愛映画『ロブスター』(原題 The Lobster )のミステリアスな予告編が完成した。

映画『ロブスタ』(ヨルゴス・ランティモス監督)
©2015 Element Pictures, Scarlet Films, Faliro House Productions SA, Haut et Court, Lemming Film,
The British Film Institute, Channel Four Television Corporation.

予告編の冒頭では、ルール【45日以内にパートナーを見つけること】、【独身は罪】【捕まれば動物になって頂きます】が明らかに。独創的な世界であることが伺える。

その後、軽快なクラシック音楽にのせ登場人物たち会話がテンポよく交わされる。そして最後に、「失敗したら、どんな動物に?」の問いに対し、主人公デヴィッド(コリン・ファレル)は「ロブスター」と答えるという展開に、謎は深まるばかりだ。

ヨルゴス・ランティモス監督

「この映画のアイデアはある議論から生まれた。常に人間関係の中にいなければならないとしたら、人はどう感じるか。人間関係を作れない人を他の人はどんなふうに見るか。誰かと一緒にいることができなければ落第者と見なされるのか。誰かと一緒にいるために費やされる期間。恐れ。パートナーになろうとするとついてくる、そのようなありとあらゆることについて話し合った」

コリン・ファレル

「この映画に無関心なままでいられる人はいないと思う」

レア・セドゥ

「観客が考えさせられているのが想像できるわ。それは映画において大事なことでもある。ほとんど新しい言語と新しい物事の見方を提示するような映画よ。映画を見たあと、観客は自分自身に問いかけることになるわ」

映画『ロブスター』あらすじ

“独身者”は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。そんな時代、独り身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに送られ、パートナーを探すことになる。しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。しばらくするとデヴィッドは“独身者”が暮らす森へと逃げ出す。そこで彼は恋に落ちるが、それは“独身者”たちのルールに反することだった。

映画『ロブスター』予告編

©2015 Element Pictures, Scarlet Films, Faliro House Productions SA, Haut et Court, Lemming Film, The British Film Institute, Channel Four Television Corporation.

映画『ロブスター』(ファインフィルムズ 配給)は2016年3月5日[土]より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

公式サイト www.finefilms.co.jp/lobster
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