ケイト・ブランシェット来日!映画『キャロル』をお茶目で聡明にPR
オーストラリア出身でハリウッドで活躍する女優のケイト・ブランシェットが映画のプロモーションとして初めて来日を果たし映画『キャロル』のジャパンプレミアの舞台あいさつに出席した。最初こそ「単独来日は心細い」などと漏らしていたケイトだが、会場からは「ケイト命」のうちわや声援があふれ、後半はお茶目さと聡明さを兼ね備えた、その人柄で会場を楽しませた。
ケイトは、主演映画『キャロル』について、「性別の壁を超えたロミオとジュリエットのようなラブストーリー。トッド・ヘインズ監督だからこそ成し得た作品です」とピーアール。アカデミー賞主演女優賞候補に選ばれたケイトをはじめとして各映画賞でも話題となっている。
そんなケイトを敬愛する、女優の寺島しのぶがこの日、花束贈呈ゲストとして来場。寺島は英語が堪能なため、ステージ上でも通訳を介すことなく、ケイトと談笑してしまうほど意気投合。最初こそ、「単独の来日で心細い」と語っていたケイトだが、寺島の登場後は、ユーモアを発揮。
花束がいかに重たいかジェスチャーで示したり、演出で場内に舞ったハート型のミニチョコレート入りのハート型バルーンが床に落ちるや、ステージ上でサッカーのように蹴って遊ぶ仕草も。かなりお気に召したようで、ステージを降壇する際にもバルーンを蹴り続けた。
極めつけは、「役の芯を大事にされる方なのでどんな役でも演じられてしまう」という評価に気をよくしたのか、自ら「次は力士の人生はどうかしら?」と提案。もれなく増量せねばと返されると、「大丈夫、摂食障害ってことにすれば」とウインク。機転をみせて会場を魅了した。
映画『キャロル』(ファントム・フィルム 配給)は2016年2月11日[木・祝]より全国ロードショー
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公式サイト carol-movie.com
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