トム・ハーディ 1人二役!映画『レジェンド 狂気の美学』のクレイ兄弟
[シネママニエラ]映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』の俳優トム・ハーディ(Tom Hardy)が一人二役で双子のギャング、クレイ兄弟を演じる主演映画『Legend(原題)』の邦題が『レジェンド 狂気の美学』に決まり、6月18日から日本公開される。
トム・ハーディは本作の出演にたり、一人二役の条件を提示したという。そのクレイ兄弟は兄と弟でありながらまったく性質が異なる。スマートでビジネスの才能に長けているが歪んだ凶暴性を秘めたレジー・クレイと、それに精神的に不安定で衝動的な暴力癖のあるロニー・クレイ。本作でもハーディは圧倒的な演技力で異なる個性を持つ双子を演じ分け、9つもの映画賞で男優賞にノミネートされた。レジーの妻フランシス役にはオーストラリア出身女優エミリー・ブラウニング。ロニーのゲイの恋人役には映画『キングスマン』でブレイクした俳優のタロン・エガートン。
監督・脚本は、映画『L.A.コンフィデンシャル』で第70回アカデミー賞脚色賞を受賞し、『ミスティック・リバー』『サブウェイ123 激突』『42~世界を変えた男~』などで世界的な評価を得ているブライアン・ヘルゲランド。
本国イギリスでは昨年9月11日に522館で公開され、週末興行収入約10億円($8,008,077)をたたき出し興行ランキング1位を獲得、大ヒットを記録した。
映画『レジェンド 狂気の美学』あらすじ
1960年代初頭、活気に満ちたロンドン。双子のギャング、レジー・クレイとロニー・クレイは手段を選ばない方法で街の権力を手中に収めつつあった。さらなる勢力拡大のためにアメリカのマフィアと手を組み、有力者やセレブリティとも懇意の関係を築き上げた彼らの影響力はイギリス社会の上流階級にまで及び、その勢いはとどまるところを知らなかった。そんな時レジーは部下の妹フランシスと恋に落ち結婚。悪事と手を切ると約束したレジーは、自らが所有する複数のナイトクラブの経営に注力するようになる。 しかし組織内の不調和、警察の執拗な捜査、ロニーの凶暴性、偏執性と自滅的な行動が引き起こす数々の災厄によって彼らの栄華は徐々に脅かされてゆく。
(R+15/原題 Legend /2015年イギリス映画/131分/字幕翻訳=佐藤栄奈)
映画『レジェンド 狂気の美学』(アルバトロス・フィルム 配給)は2016年6月18日[土]よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー
2016年01月31日 掲載
2016年04月24日 更新[日本版ポスター|日本版サウンドトラック]
2016年04月27日 更新[予告編]
映画『レジェンド 狂気の美学』予告編・日本版ポスター
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公式サイト legend-movie.net