[シネママニエラ]将棋界で、「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも、29歳の若さで亡くなった天才棋士・村山聖(むらやま さとし)さんの生涯を綴った、大崎善生著のノンフィクション小説を実写化する映画『聖の青春』。監督は『宇宙兄弟』の森義隆がつとめる。
<東出昌大>羽生善治役の映画『聖の青春』は「言葉にならなかった」
公式サイトのスクリーンショット[/caption]主演は松山ケンイチ。「全身全霊をかけても足りない役だと思いました。そういう仕事は大好きです」と意気込む。人生を将棋に全身全霊捧げた天才棋士役というプレッシャーの中、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖にアプローチ。
難病・ネフローゼと闘いながら、将棋に没頭する息子・村山聖を、支える母・トミ子。息子を病気にさせてしまった罪悪感に苦しみながら、聖に注ぐ愛情。女優・竹下景子が愛情たっぷりに、松山ケンイチ演じる主人公・聖の母トミ子を演じるという。
村山聖の生き様は「人生とは、何なのか」という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます。30才の松山ケンイチが、映画のなかで、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます。
映画『聖の青春』特報
映画『聖(さとし)の青春』(KADOKAWA配給)は2016年11月19日[土]より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国公開
公式サイト http://satoshi-movie.jp
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2016年02月03日 掲載
2016年07月20日 更新[特報映像|公開初日|ティザーポスター]