[シネママニエラ]嵐の二宮和也が2月13日、「第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、日本を代表する女優の吉永小百合と母子役で共演した映画『母と暮せば』の演技で主演男優賞に輝いたことについて、嵐のメンバーから「おめでとう!」という祝福を受けていたことを明かした。
二宮和也「本物だッ」、深津絵里「ニノだ」
賞状とトロフィーを授与されたのちに、二宮はスピーチ。「自分がこの作品に出るという役割は日頃、僕を応援してくださる若い方々に「戦争」というものを改めて学んでいただくきっかけとなったら、と思いました。これからも、この賞に恥じることないよう、さらに精進していけたらと思います」とコメント。
二宮和也「キネマ旬報」主演男優賞に嵐メンバーも祝福の声
そして、嵐メンバーには「今朝、会いまして『今から授賞式に行ってくるよ』と報告したところ、みんなから『おめでとう!行ってらっしゃい』と。みんな、けっこうクールで。わたしが一番喜んでいました」と爽やかな笑顔で話した。
本賞は1924年度よりベストテンを選定したことを発端とする歴史ある映画賞。その映画雑誌「キネマ旬報」は創刊95周年を迎える。清水勝之社長は「昨今の出版業界は厳しい」と現況に触れて、二宮と女優の深津絵里が表紙をつとめる同誌ベスト・テン号に言及。「そんな中で大変よく売れています。お買い上げいただいた皆さまと二宮さま、ありがとうございました」と深々と頭をさげる。さらにまだお買い求めになっておられない方はお布施だと思って、本会場ロビーにて販売しておりますなどのユーモアを交えて、客席及び二宮ファンらに呼びかけた。
なお、表紙の撮影は二宮と深津が揃って臨んだことから秘話も。これまで共演はないというふたり。二宮は深津と対面し「本物だッ!」、深津は二宮と対面し「あ、ニノだ!」と思ったと、双方の微笑ましい感想が明かされると、会場からは笑いが。写真撮影自体は、あまり時間がかからずに「あっという間に終わった」という。深津は『岸辺の旅』『寄生獣 完結編』により本賞の主演女優賞を受賞した。
第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式レポートは追って掲載します。
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