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【溺愛×偏愛シネマ】『ローラーガールズ・ダイアリー』かつて17歳だった女子たちへ

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』ドリュー・バリモア監督

[シネママニエラ]映画『E.T.』『チャーリーズ・エンジェル』シリーズの女優ドリュー・バリモアが、青春映画『ローラーガールズ・ダイアリー』で、ついに監督デビューを果たしました!

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』より
© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.

プロのローラーゲーム選手だった、ジョウナ・クロスの自叙伝『Derby Girl/ダービー・ガール』(後に『Whip It』に改題)の映像化で、ガールズムービーの王道ともいうべき、自分の道を見いだせずにいる少女を描きます。

監督の感性がいかんなく発揮された、愛らしい作品に仕上がっているので、かつて17歳だった女子たちへ、特にオススメしたい作品です。

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』ストーリー

テキサスの田舎町に住むブリス(エレン・エイジ)は、美人コンテストの優勝でしか娘は幸せになれないと信じている母親(マーシャ・ゲイ・ハーデン)のもと、退屈な日々を過ごしていた。ある日、ローラーゲームの存在を知った彼女は、試合を見て魅了される。親に内緒で新人発掘のトライアルに参加し、ずば抜けたスピードを買われ、入団決定。ようやく自分の居場所を見つけたが。

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』予告編

母と娘の関係に着目

17歳ぐらいって年頃は、些細な言葉に傷ついたり……ちょっとした出来事に左右されやすい。それでいて、自己の確立を深く追求したがる。そんな17歳のヒロインの恋や家族、人生の選択は、かつて17歳だった女性にこそ、より共感できる部分があるはずだから。

この作品、ドリュー・バリモアにとって、パーソナルな内容だった気がします。彼女が芸能一家であることは周知だと思いますが。本作のブリス役は、ドリュー自身と重なる部分があるようです。それが母と娘の関係。スターになることを夢見たドリューの母親は、ステージママとなり、娘が自分の夢をかなえてくれると信じていたそうなんですよね。

そういう視点で鑑賞すると、また受け止め方が異なる作品です。

■勝手に前夜祭
エレン・ペイジの意外な素顔/『ローラーガールズ・ダイアリー』へ続く

原題=Whip It
日本公開=2010年5月22日
配給=ギャガ
公式サイト
© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.

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