2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン
1位『恋人たち』
2位『野火』
3位『ハッピーアワー』
4位『海街diary』
5位『岸辺の旅』
6位『GONIN サーガ』
7位『この国の空』
8位『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
9位『母と暮せば』
10位『きみはいい子』
10位『ローリング』
1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2位『アメリカン・スナイパー』
3位『アンジェリカの微笑み』
4位『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
5位『黒衣の刺客』
6位『神々のたそがれ』
7位『セッション』
8位『雪の轍』
9位『インヒアレント・ヴァイス』
10位『おみおくりの作法』
主演男優賞
二宮和也『母と暮せば』
主演女優賞
深津絵里『岸辺の旅』『寄生獣 完結編』
助演男優賞
本木雅弘『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』
助演女優賞
黒木華『母と暮せば』『幕が上がる』『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
舞台中のため表彰式は欠席。直筆手紙を託す
新人男優賞
篠原篤『恋人たち』
新人女優賞
広瀬すず『海街diary』
「自分にとってまだすごく不思議な感覚なんですけれども。『海街diary』という作品で、是枝裕和監督やお姉ちゃんたちに出会えたことが、自分の人生にとってすごく大きかった。これからももっともっといろいろな映画に出させていただき、(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)お姉ちゃんたちの背中を追っていきたい」と喜びを語った。
ちなみに是枝監督からは、ネイルをはじめたことなどから、『また色気づいちゃって』と言われていると茶目っ気あっぷりに語り、会場を魅了した。
日本映画監督賞/日本映画脚本賞
橋口亮輔
外国映画監督賞
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
「キャスト、スタッフ、クリエイターたちと受賞の喜びを分かち合いたい」(手紙)
読者選出・日本映画監督賞
是枝裕和
読者選出・外国映画監督賞
デイミアン・チャゼル
キネマ旬報読者賞
川本三郎『映画を見ればわかること』
1位『沖縄 うりずんの雨』
2位『戦場ぬ止み』
3位『瀬戸黒 ―加藤孝造のわざ―』
4位『“記憶“と生きる』
5位『芭蕉布 ―平良敏子のわざ―』
6位『福島 生きものの記録 シリーズ3~拡散』
7位『生命の誕生 ~絶滅危惧種日本メダカの発生~』
7位『放射線を浴びたX年後2』
9位『日本と原発』
9位『みんなの学校』
「立派な賞をいただきまして光栄です。力を合わせてつくりました。沖縄に対して深い思いがある」
「戦後70周年に発表されました。戦争をもう一度見つめ直す。一番訴えたいことは、沖縄にとっては70年は長すぎること。とても複雑な背景があり、今だけを描くのでは描き切れず、それで(上映時間が)2時間半になってしまった。一日でも早く辺野古の基地建設の撤回、米軍基地の撤退を求めます。アメリカでも上映するので、この賞を励みに頑張りたい」
公式サイト okinawa-urizun.com