実録映画『シチズンフォースノーデンの暴露』CIA元職員が米国最高機密を暴露した

映画『シチズンフォースノーデンの暴露』（ローラ・ポイトラス監督） — ©Praxis Films　©Laura Poitras

[シネママニエラ]第８７回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した映画『シチズンフォースノーデンの暴露』（ CITIZENFOUR ）の日本公開が６月に決まった。

ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラス監督が、事件の始まりと真相、そして母国に戻れなくなった彼の亡命までを追った本作。米国最高機密を暴露した世界でトップニュース扱いとなったスノーデン事件が、米中央情報局（CIA）の元職員エドワード・スノーデンが、米国政府が国家安全保障局（NSA）を使い一般市民に対してまでスパイ行為を行っているという驚愕の真実を暴露。

映画の原題 CITIZENFOUR はポイトラス監督の元に、スノーデンが「コードネーム CITIZENFOUR 」として、重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきたことから。

２０１３年６月に香港で行われたインタビューにはジャーナリストのグレン・グリーンウォルドも同席し、その当時２９歳のエドワード・スノーデンの姿が。彼の口から語られたのは「米国最高機密の暴露」であり、米国政府が世界の要人だけでなく、国民の電話、インターネットまで傍受し、大量の個人情報収集を行っているという驚愕の真実だった。

グレン・グリーンウォルドは、ガーディアンに寄稿してピューリッツァー賞に輝いた。