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祝・荻上直子監督、芸術選奨文部科学大臣新人賞(映画部門)を受賞!

映画『トイレット』荻上直子監督
©2010「トイレット」フィルムパートナーズ

[シネママニエラ]映画『かもめ食堂』(06)、『めがね』(07)、そして最新作『トイレット』(10)の脚本・監督を務めた、荻上直子監督が、平成22年度(第61回)芸術選奨文部科学大臣・新人賞(映画部門)を受賞しました。

芸術選奨は、国内の芸術作品・活動の中で優れた業績を残した人物を顕彰する目的で設けられており、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論、メディア芸術の11分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた人物に芸術選奨文部科学大臣賞、または新人賞が贈られる。

文化庁による、荻上監督の贈賞理由はこちら。
『かもめ食堂』において、フィンランドを舞台に、それぞれの生き方を求めた女性たちを絶妙な距離感で描き出し、「食へのこだわり」をキーワードに、シンプルな表現力で映画のミニマル・アートともいうべきユニークな世界を創出している。この斬新なスタイルは『トイレット』においては、英語を話さない日本から来た祖母と、外国育ちの孫の関係を軸に、異文化問題から現在の家族関係まで広げることで、独自な展開を見せ今後の展開へ期待を抱かせてくれた。

なお、最新作『トイレット』は、2011年3月16日(水)にDVD&ブルーレイが発売予定です。

映画『トイレット』ストーリー

「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」そう信じて生きてきたプラモデルオタクの青年・レイ、引きこもりピアニストの兄・モーリー、エアギターで自分のスピリットを表現しようとする大学生のリサ。バラバラで生きてきた3兄妹が、生前母親が日本から呼んだ”ばーちゃん”(もたいまさこ)と一緒に暮らし交流していく中で、次第に心の扉を開いていく家族の絆の物語。(笂鈀2010“トイレット”フィルムパートナーズ)

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