映画『湯を沸かすほどの熱い愛』宮沢りえが銭湯「幸の湯」で仁王立ち!
[シネママニエラ]女優の宮沢りえが脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めた映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は、自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭他、国内外10を超える映画祭で絶賛された、中野量太監督の待望の商業デビュー作。
会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つお母ちゃん=双葉役に宮沢。その娘、安澄を演じるのは、今もっとも注目の実力派若手女優・杉咲花。頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのは、オダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李。そして篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が参加する。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』あらすじ
私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する。
(2016年/日本映画/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分)
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(クロックワークス配給)は2016年10月29日[土]より新宿バルト9ほか全国公開
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』予告編・メイキング映像・特報
<宮沢りえ>主演映画の成功を願い監督に発破をかける
公式サイト atsui-ai.com
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2016年04月27日 掲載
2016年05月08日 更新[特報映像]
2016年08月10日 更新[予告編映像]
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』ティザービジュアル
© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
「熱く、繊細で、愛情溢れる素晴らしい脚本だと思いました。母親に対しての感覚をこのような脚本に仕上げる監督と是非仕事をしたい!と思いましたし
宮沢さんが演じる”おかあちゃん”を見てみたいと思ったのがお引き受けした理由です。自分を例えるならば、麻婆豆腐における山椒のような存在になれているならば幸いです」
「台本を読んで、親子の絆を繊細に描いた優しい本だと思いました。
映画を見終わった後に、しっかり残る作品だと思いました。
そんな中野組に参加できたことは、本当に幸せでした。
個人的なことですが、撮影中に銭湯の番台に座れた時は心躍りました。
主演の宮沢りえさんは包容力があり、一緒にいるだけで吸い込まれそうな魅力のある方でした。
彼女は女優というよりは、役者という感じの方でした。
そんな宮沢りえさんとご一緒できたことは、もう一つの幸せでした」
栃木県・足利市「花の湯」で撮影されたメイキング映像が到着!