[シネママニエラ]女優の高畑充希が、神山健治監督のアニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』で、主人公・森川ココネの声をつとめることが発表され意気込みを語った。これに併せて同作初となる特報映像も到着した。
本作は神山健治監督・脚本による父と娘の物語。キャラクター原案は『猫の恩返し』の森川聡子、そしてロボットに変形するサイドカー「ハーツ」のデザイン原案は『ベイマックス』のコヤマシゲトが担当。
高畑はこれまでに2度テレビアニメーション出演の経験はあるが、アニメーション映画は初の挑戦となる。今回のオファーについて、高畑は「声優はこれまで2度やらせていただいたことがあるのですが、表情は自分じゃないのでとても難しいです。私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けた時は嬉しかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました。でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と、意気込みを語った。
岡山県倉敷市児島を舞台にした本作だけに、高畑は岡山弁を披露することに。「今年だけで3つめの方言の役です(笑)。方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです。」と語り、自身の声が収録された特報を見て、「ココネちゃんはみんなが愛せる、“かわいすぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」と話す。
最後に、本作のタイトル「ひるね姫」にかけて、昼寝は得意ですか?の質問には「お昼寝はめっちゃ得意です(笑)。現場の空き時間ではだいたい寝ています。共演者に寝顔を撮られることも」と語り、演じるキャラクターと好相性であることが伺えた。
映画『ひるね姫 知らないワタシの物語』特報
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(ワーナー・ブラザース映画配給)は2017年全国公開予定
公式サイト http://www.hirunehime.jp
「重苦しい現実と対峙していかなければならない時代に、アニメーション映画がやるべきことは何か? 自問自答していたある日、「自分の娘に観せたい映画を作ったらどうだ」と言われふっと天真爛漫な女の子とお父さんの物語が浮かんできました。でもこれがなかなか一筋縄ではいかずどうしたら娘に観てもらえるかを考えながら奮闘する毎日でした。この物語は、あるミニマムな個人の想いに寄りそった「父と娘の物語」です」
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(ワーナー・ブラザース映画配給)は2017年全国公開予定