[シネママニエラ]俳優の斎藤工と間宮祥太朗が6月10日、東京・TOHOシネマズ スカラ座にて映画『高台家の人々』公開記念舞台あいさつイベントに登壇し、ヒロイン綾瀬はるかの妄想にちなみ「あなたの妄想叶えます!」と女子がトキメク劇中の胸キュンシーンを再現する企画に挑んだ。
本作は漫画家・森本梢子著の原作をベースに映画化したラブコメディ。由緒ある家柄の高台(こうだい)家の長男・光正(斎藤)に恋をした妄想癖のあるOL・平野木絵(綾瀬はるか)との恋模様を中心に5つの恋物語を描く。間宮は光正の弟・和正を演じている。
鑑賞前の観客に対して、斎藤は「人間って裏腹な生き物で、素直じゃないからこそ」というところが見どころと言えば、間宮は「後半はキュンキュンを通り越して涙ぐむぐらい」と作品の魅力をアピール。
トークが中心となるイベントが多い中、この日は観客を相手に斎藤と間宮が、濡れた髪をハンカチでポンポン(斎藤)、愛猫のように頭をなでる(間宮)、プロポーズ(斎藤)、そして観客リクエストによる斎藤×間宮ダブルハグを生再現! 斎藤は「今日の企画を読んで膝をつきました、すごいですよ」と期待をあおるも、妄想実演の相手役を選ぶ際は照れ隠しか「年配の男性を指名して!ほら、あそこに」などと懇願するも、司会者にスルーされてしまう。一方の間宮は「僕はお邪魔でしょうから」とステージ脇に寄ってしまう一幕も。
そして斎藤の「僕と結婚してください」というプロポーズに返事ができなかった女性は、司会者に促されると勇気をふりしぼって「よろしくお願いします」と答えるや、会場は大きな拍手で祝った。「(このイベントで斎藤工から)プロポーズをされた方がこのあと映画を観られるか心配」という間宮は、「皆さんも映画で疑似体験していただいて。映画はとてもいいので、(本日)ご覧になったことは忘れてください」などと謙遜。
選ばれた女性たちの反応と喜びの表現はさまざまで、ノリノリに応じる人、思わず後ずさりしてしまう人などあったが、全員大満足の表情が伺えた。それに相手役に選ばれずとも、ファンにはただ見ているだけでもワクワクできるイベントになった。この翌日が間宮の誕生日ということもあり、おめでとうボードを掲げるファンも多く、「工くん!」「間宮くん!」という歓声は最後の最後まで響いた。
なお、ニコ生にてライブ配信もされた。
ニコ生のアーカイブ
映画『高台家の人々』(東宝配給)は2016年6月4日より全国公開
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