[シネママニエラ]今まで全く語られることのなかった「スター・ウォーズ」のアナザー・ストーリーと位置づけられる映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のメイキング映像が7月15日(現地時間)、英国ロンドンのエクセル・ロンドン・エキジビジョン・センターで開催されている祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション」でサプライズ発表された。
フェリシティ・ジョーンズ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』役名はジン・アーソ
大掛かりな爆発シーンからは実寸のセットで撮影されていることが伺えるし、帝国軍の大規模な攻撃を受けるながら走りぬけるジンが手に持っているのは究極の兵器デス・スターの設計図か?など新作のヒントがいっぱい。また、史上最も有名な悪役ダース・ベイダーの登場は既に発表されているが、「May the Force be with us」だと表舞台にジェダイは登場しないとの予想もあり、フォースもその存在が信じられていない時代の可能性もある様子。※ダース・ベイダー映像は会場のみ
フェリシティ・ジョーンズ(ジン役)、ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドア役)、ドニー・イェン(チアルート・イムウェ役)、チアン・ウェン(ベイズ・マルバス役)、ボーディー・ルック(リズ・アーメッド役)、アラン・テュディック(K-2SO役)、マッツ・ミケルセン(ゲイリン・アーソ役)、ベン・メンデルソーン(オーソン・クレニック役)、フォレスト・ウィテカー(ソウ・ゲレラ役)など計12名がステージに登壇した。
「『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が1番好きでビデオテープが擦り切れるまで観ていたので、スター・ウォーズの監督に決まって最高!夢が叶いました。撮影中にマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)と会って写真を撮ってもらったんだ。しかも彼はゴジラのTシャツを着ていたよ。(ダース・ベイダーの登場も公表されましたが、本当ですか?という問に対し)本当です。昨年の12月にジェームズ・アール・ジョーンズ(シリーズ全作品でダース・ベイダーの声を担当)と録音をした。それが、僕にとって人生最高のクリスマスプレゼントだったよ! 『ローグ・ワン』はストーリーや時代背景はファンにとって、どこかなじみがあるけれど、ビジュアル的にはとても斬新というのを目指しているよ」
「『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』をロンドンで撮影してからちょうど40周年なので、思い出の場所に戻ってこれて嬉しいわ。“アナザー・ストーリー”の作品にしていこうという意図から生まれた『ローグ・ワン』はスター・ウォーズの世界にありながらこれまでの続編や前日譚とは違った全く新しい独自のストーリーなの」
「13年くらい前に『ローグ・ワン』の原案を思いついていたんだ。異なるスキルを持ったプロフェッショナルが集結する物語、『オーシャンズ11』とか『ミッション:インポッシブル』シリーズみたいな作品さ。一旦忘れていたんだけど、数年前に“アナザー・ストーリー”の企画が立ち上がり、この『ローグ・ワン』が採用されたんだよ」
「ジンが他のヒロインと違う点は、彼女は自分が何者か?を探しているわけでなく、最初から自分が誰だかわかっている。ルークやレイと違うの。その正体、過去自体が、その後の彼女の運命を形づくっていくことになるの」
「ジンの父親だよ。宇宙を根本から変えてしまう大発明をした科学者なんだ」
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のメイキング映像
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給)は2016年12月16日[金]より全国公開
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