[シネママニエラ]宮部みゆき著ミリオンセラー原作「模倣犯」の9年後を描いた「楽園」を、仲間由紀恵主演でWOWOWがドラマ化することがわかった。仲間と宮部先生がコメントを寄せた。※コメント全文掲載
2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞したサスペンス小説「模倣犯」は宮部の代表作の1つ。「楽園」は、この「模倣犯」での事件から9年後を描いており、ライター前畑滋子が本作ではトラウマとして振り返る、死の山荘事件。社会の暗部を精緻なタッチで描き出したヒューマンドラマの最高峰で、事件の真相へと迫っていく。監督は「連続ドラマW 震える牛」「連続ドラマW 悪貨」の権野元。脚本は連続テレビ小説「まれ」「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」の篠﨑絵里子が務める。
WOWOWの作品は“社会派ドラマ”として、壮大なスケールだったり、骨太な内容だったりというイメージがありました。今回お話をいただいた時、WOWOWドラマへの挑戦、そして同じく初となる宮部みゆき先生の作品ということでとても嬉しく思いました。
宮部みゆきさんの人気ミステリー作品でもある「模倣犯」、主人公・前畑滋子の9年後という姿を描いた作品です。とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、色々な謎が解っていくにつれ「その先は一体どうなるのだろう?」と引き込まれる内容になっています。なぜ事件は起こったのか……最終話に待ち受けている、タイトルにもある“楽園”に込められたメッセージとは? 全6話、最後まで楽しんでご覧ください。
仲間由紀恵さんが出演されているドラマや映画を楽しく拝見してきました。今回主人公を演じてくださることが何より嬉しいです。「楽園」は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私がいちばんオンエアを心待ちにしております。
連続ドラマW「楽園」あらすじ
15歳の娘を殺害し、その後遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、12歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。
連続ドラマW「楽園」特報
©WOWOW
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