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長谷川博己『シン・ゴジラ』ゴジラアクターと呼ばれニコニコ

庵野秀明総監督、石原さとみ、長谷川博己、竹野内豊、映画『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)完成報告会見カバー

長谷川博己『シン・ゴジラ』ゴジラアクターと呼ばれニコニコ

[シネママニエラ]俳優の長谷川博己が7月19日、主演映画『シン・ゴジラ』の完成報告会見に登壇し、海外でゴジラアクターと認識された喜びを笑顔で語った。

竹谷隆之製作のゴジラ模型と長谷川博己

完成した同作を観て「すごく圧倒されました。とても面白かった」との感想を述べ、さらに「誰も真似できない新しいゴジラで、新しい日本映画」と高く評価する。

既に海外配給が100の国と地域で決まっていることが発表されると「すごいですね。怪獣のシンボルとしてゴジラが世界的に愛されていること、庵野監督への期待があるのだと僕は思います」と冷静に分析。そして「その作品に出演できたこと、うれしいです!」と素直に喜びを語りつつ、「(ほかの)仕事で海外に行ったときに、現地のコーディネーターさんから君はゴジラアクターなんだろ?」という一幕があったそう。さらに世界ではゴジラの映画に出ていることだけで俳優としての価値があがるそうなので、「そういう意味でもすごくうれしいです」と、とびきりの笑顔をみせた。

本作で演じたのは内閣官房副長官役の矢口。「彼は30代後半で、いわゆる政治家としての登竜門ポストに立っている。頭が切れるだけでなく人望もあり、成長していく新しいリーダー像をつくれたら」とし、庵野秀明総監督からも「ある意味、矢口の成長物語でもある」と言われたと振り返った。

そして「政治家のことは報道で見る表面的なことしか知らない。リサーチもしたけれど本当のところは分からなかった。緊急時の対話にリアルさを追求するのも難しかった」と役づくりの苦悩を明かす。庵野監督に相談すると、「基本的に感情を表に出さない。早口で話す」という指示があった。(そんな庵野監督も「大丈夫、僕も(本当のところは)知らないから」とフォローもあり)、会見中に監督から「(長谷川を)キャスティングして良かった」と言わしめた。

左から庵野、石原、長谷川、竹野内、映画『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)完成報告会見

最後に「庵野さんがおっしゃった『(映画作りは)苦労しかない』という姿を現場で見ていました。328名のキャスト、スタッフが一丸になったことで、日本はまだまだやれるという証になったと思う。チームワークの良さはとても大事なメッセージだと思っています」と本作をアピールした。

会見には「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明総監督、竹野内豊、石原さとみ、山内章弘エグゼクティブプロデューサーが出席した。

映画『シン・ゴジラ』

第1作の映画『ゴジラ』(1954年)が公開されてから約60年、現在までに国内で計28作品が製作されており、本作は実に12年ぶりの日本製ゴジラとなる。フルCGゴジラで、現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?を描いていく。
東京湾・羽田沖。東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに浸水、崩落する原因不明の事故が発生。想定外の事態に政府は…。
(日本映画/約120分)

映画『シン・ゴジラ』(東宝 配給)は2016年7月29日[金]より全国公開

庵野秀明総監督、石原さとみ、長谷川博己、竹野内豊、映画『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)完成報告会見カバー

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