[シネママニエラ]映画『ファインディング・ドリー』の大ヒット御礼舞台あいさつがTOHOシネマズ 梅田にて行われ、日本版海洋生物監修とマンボウ役声優を担当したさかなクンが登場し、ドリーとニモのモデルとされるナンヨウハギとカクレクマノミのトリビアを披露した。
「ナンヨウハギは、泳ぎ方に特徴があり、身体をまっすぐにしながら胸ビレを鳥の羽のようにパタパタして泳ぎます。早く泳ぐ時は尻尾も使います。青い体に黒い模様、真ん中に穴が開いてる模様です。画家さんが使うパレットのような形をしていて英語の名前ですと“パレットサージョンフィッシュ”と言います。パレットのような黒い模様、サージョンというのは尻尾の近くのトゲで、これは外科の手術で使うメスに似ているのでパレットサージョンフィッシュと言われます」
「カクレクマノミは、体全体をくねくねしながら泳ぎます。名前の由来は歌舞伎役者の顔の模様、“クマドリ”の模様に似ているのでクマノミになりました。クマノミのお家はイソギンチャクですが、ほかのお魚はイソギンチャクとは暮らせません。イソギンチャクは毒を持っているので、毒の針を魚に発射させるのですが、カクレクマノミは、皮膚に分厚い粘液を持っているのでイソギンチャクに刺されません。イソギンチャクにはクマノミちゃんしか近づけません」
なお、さかなクンは本作の日本語吹替え版で「マンボウの声」を担当していて、「マンボウちゃんが、小さいドリーちゃんに道を尋ねられるところで一言だけしゃべっています!」とのこと。
全米では、あの「アナ雪」でも破れなかった興行収入を抜き、アニメーション歴代ナンバー1の記録を樹立した本作。日本では、既に360万人を動員、興行収入は44億円を突破した! (数字は8月9日配給発表)
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