映画『ブルーに生まれついて』(ロバート・バドロー監督)日本版ポスター

<イーサン・ホーク>映画『ブルーに生まれついて』チェット・ベイカーの愛と孤独を表現

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[シネママニエラ]映画『6才のボクが、大人になるまで。』にて2度目のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた俳優のイーサン・ホークが、ジャズ界の異端児チェット・ベイカーに扮した映画『ブルーに生まれついて』(原題 Born To Be Blue )。

<イーサン・ホーク>20日目、映画『ブルーに生まれついて』(ロバート・バドロー監督)より
©2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.

本作は一人の天才ミュージシャンの転落と苦悩を描くとともに、ある一人の女性との出会いによって再生する姿を描いたラブストーリー。

1950年代のウエストコースト・ジャズシーンを代表するトランペッターにしてシンガーのチェット・ベイカーは黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、あのマイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ると言われ、一世を風靡した。甘いマスクとソフトな声で多くのファンを魅了したが、ミュージシャンの性なのか、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた。

イーサン・ホークは6か月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受けた。劇中にはイーサン・ホークが歌も披露しており「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめ「レッツ・ゲット・ロスト」「虹の彼方に」「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など数々の名曲が本編を彩る。

映画『ブルーに生まれついて』(ポニーキャニオン配給)は2016年11月26[土]よりBunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国公開

映画『ブルーに生まれついて』あらすじ

黒人アーティストが主流の1950年代モダン・ジャズ界において、その甘いマスクで女性を虜にし、ファンを熱狂させていたジャズ界の異端児チェット・ベイカー。その後、麻薬に溺れどん底の日々を送っているが、自身の人生を描いた映画の出演で一人の女性と出会ったことをきっかけに、愛と償いの機会を模索する
(R+15/原題 Born To Be Blue /98分予定)

映画『ブルーに生まれついて』予告編・「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」歌唱映像

©2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.

2016年08月14日 掲載
2016年09月02日 更新[予告編]
2016年11月08日 更新[歌唱映像]

公式サイト http://borntobeblue.jp/
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