[シネママニエラ]WOWOWドラマ「賢者の愛」の完成披露試写会が都内のホールで開催され、俳優の竜星涼は主演の中山美穂と撮影初日からキスシーンを撮ったことを振り返り、「初日からこれ以外はないのか、と思った。けど、ほかもなかなか濃厚なシーンばかり。最初から刺激が強めでした」と母性本能くすぐり発言でファンから黄色い声があがった。
同名小説のドラマ化で、ヒロインの高中真由子は妊娠を盾に親友・百合に初恋の人を奪われたことから、復讐を計画していくさまを追う愛憎劇。その方法は親友の息子を自分好みに調教するという、濃密な展開が待ち受ける内容だ。第一話の上映後の舞台あいさつには中山をはじめ、竜星、高岡が登壇した。
この日、中盤は女同士の友情をテーマに、30年に及ぶ復讐の首謀者と対象者に扮した、中山と高岡の女子会トークが炸裂。そのときには二人から距離を置いてタジタジしていた竜星。高岡からは、「まだ30年も生きてないものねぇ」という助け舟を出されると、竜星は「ナイスフォローです!まだ23年しか生きてないので、そういう友情もあればいいな」と、うまくまとめた。
そんな竜星は劇中のシャンパンシーンに苦戦したそうで、高級品を開封するため、失敗できないプレッシャーも。これには中山も「大変だったね。でもこのあともシャンパンのシーンはあるので、確実に上達していくと思います」と太鼓判。「ものすごく調教のしがいがある竜星くんでした。そういう(直接的な調教)シーンはあまりないんですけどね」と、中山は明かしたが、前述のやりとりは劇中を彷彿とさせる“調教”が垣間見える一幕となった。
(復讐を果たすために親友の息子を調教する)こういう役どころが初めて。読んで是非やりたいと思いました。4話で描くため展開がはやいので、一つ一つシーンが大切で、丁寧にしないといけない難しさはありました。
憎しみを持って生きていくことはできないので、そういう役を演じるのはすごく難しいと思いました。物語にとって必要なポイントなので、心の闇や汚さを出すお芝居がが求められました。でも、復讐は一般的にはないほうがいいですよね。
一瞬でも見逃せない作品。第二話以降も盛りだくさんですごいです、怖い! でも、それが面白いです。
まさか、お尻をこんなにも見てもらうかたちになるとは思ってもみませんでした。身体を張って脱いで、お尻を出したりもですけど、役のために挑戦することもありました。海のシーンは本当に寒くて。荒波の中泳ぐので若干溺れているような。
なかなか中山美穂さんに調教されるなんてないですから、僕は楽しみました。すごく緊張しましたけど、やさしく接していただきました。撮影初日が中山さんとのキスシーン。初日からこれ以外のとこはないのか、と思った。けど、ラブシーンもほかもなかなか濃厚なシーンばかりなので、なるほど!と。最初から刺激が強めでした。
いびつな愛ですけど、直己には若さならではの美しさがあると思う。最後に何を失い何を手にするのか見ていただけたら
百合の直感的に生きるさまを表現しました。彼女の自由奔放な生きかたは、ある意味すごく心に素直に生きられる人なので悔いのない人生を終えられるんだろうな、と思いました。百合にとって、真由ちゃんは憧れの存在でかわいくてしかたなくて、「真由ちゃーん、ちょうだい」とか、ああいう態度になるものと解釈しています。
印象的なのは、20代前半のシーンを撮ったときです。”20代の姿の中山美穂”が目の前に現れて、衝撃でした。思わず「美穂さんって、中山美穂なんだと思った」(笑)
あまり共感しづらいような個性の強い面々が出ている愛憎劇です。最後までハラハラドキドキ突っ走る内容です。
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