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阿部サダヲ&井上真央が平謝り?! 映画『謝罪の王様』完成謝罪会見

[シネママニエラ] 映画『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』脚本家の宮藤官九郎、主演の阿部サダヲ、監督の水田伸生が再タッグを組んだ社会風刺コメディムービー『謝罪の王様』が完成し、グランドハイアット東京にて記者会見が行われたが、その会見冒頭から登壇者全員が“謝罪”を披露するという演出がなされた。

主演の阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫(EXILE・MATSU)、高橋克実、松雪泰子、脚本の宮藤官九郎と水田伸生監督

水田伸生、松本利夫、荒川良々、松雪泰子、竹野内豊、阿部サダヲ、井上真央、高橋克実、岡田将生、濱田岳、宮藤官九郎(左から、敬称略)

阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊がワキ毛トーク?!

この日の会見は、開始時間より数分遅れて始まった。妙な雰囲気を漂わせつつ檀上に現れた登壇者は主演の阿部の号令に合わせて、報道でよく見かける謝罪会見を模して、「シャレで遅刻しました、申し訳ありません」との頭を下げるパフォーマンスを披露。計画としてはそれでドカンと爆笑を得られるはずが、取材陣には映画の題材に絡めた演出という意図がうまく伝わらず、スベってしまったというもの。さらには会見の最後に、土下座をした人物をピラミッド状に配置した“土下ミッド”をバックにしてフォトセッションを行う懲りよう。

映画自体はスベることとは無縁で、宮藤は『こんなところに、こんな人まで?!』と思うぐらい、いろいろな人が出てきては引っかき回すスター映画」、竹野内は「とてもエネルギッシュな作品に仕上がった」と、しっかりピーアール。主演の阿部は「謝罪師という実在しない職業の人物について、宮藤さんが描いたことを面白いと思いました。役作りは、そういう人がいたら面白いとお客さんに思ってもらえるように演じました。松本さんとの出来事がきっかけで謝罪師になるのですが、どうしてこの人が謝罪師になるのか、そこをしっかりお芝居するように気をつけました」と役作りのコツを真摯に語った。

映画『謝罪の王様』完成謝罪会見

とはいうものの、やはり題材にちなんだ「謝罪エピソード」を披露する場に。浜田は「別の作品の取材で緊張していたためか『ジャニーズ(事務所)に入りたい』と言ってしまったこと。(自身の)所属事務所の方、すみませんでした」というものや、荒川の「井上(真央)さんに謝らなきゃ。井上さんが(本作で)ピンクのレオタードを着ている姿を見て、ドキッとしたこと」を明かした。

その謝罪に対して、井上が「良かったです、あれでドキッとしてもらえて。なんでもやるぞ!というのをアピールできたら」と述べてこともあって、レオタードの話題はこのあとも飛び出すのだった。水田監督が「あのレオタードのシーンは、真冬に愛知県の犬山というかなり気温の低い場所で撮りました。下見をして、明治村の弓道場がいいなと思って、そこで撮ることにしたんですが、真央ちゃんからは『このシーンをここで撮る意味あるんですか?』と聞かれました(笑)。改めて、申し訳ありませんでした。あれはセットでも良かったです」として、やはり詫びることに。謝罪会見と題しただけあり、謝罪がテーマの統一感ある会見となっていた。

日本公開=2013年9月28日
配給=東宝
公式サイト http://www.king-of-gomennasai.com/
©2013「謝罪の王様」製作委員会

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