[シネママニエラ]俳優の松山ケンイチと早乙女太一が盗賊バディを組むWOWOWの連ドラ「ふたがしら2」の完成披露試写会が9月5日に都内のホールで実施され、松山と成宮寛貴が、早乙女と菜々緒の意外な弱点を暴露した。
オノ・ナツメ著「ふたがしら」(小学館 IKKI COMIX刊)をベースに、オリジナルストーリーで描く本作。この日は、自分たちの盗賊一味・壱師(読み:いちし)を築いた弁蔵と宗次に扮した主演の松山と早乙女をはじめ、前作より続投する成宮と菜々緒、そして入江悠監督が出席。入江監督は「今回の役作りはいろいろ言わずキャストに委ねた。(脚本家)中島かずきさんの脚本をどう読み込んで芝居に落とすのか見たかった」と話す。
続編だけに、撮影の合間に雑談をする余裕もあったそう。前作「ふたがしら」では俳優3人(松山、早乙女、成宮)の盗賊姿を見られたが、今作では菜々緒も“仕事”に参戦。さらに、花魁(おいらん)姿など七変化を見せていく。
ところが盗賊を率いて先陣を切って走るシーンでの菜々緒の全力疾走が極度に遅いことが現場で判明する。撮影を通じて気心が通じていた成宮が「遅いよ!」とツッコミできるほど。結局撮影は成宮を先頭に変更して撮った。すると「わたしだけ3メートルぐらい遅れちゃいました」と苦笑いの菜々緒。完璧なイメージの菜々緒の意外な弱点には観客からも「えっー」の声が。
そんな菜々緒の入浴シーンには、入江監督が力を入れていたと俳優3名が証言。監督は照れ笑いを浮かべていたが、松山曰く「自宅でゲームをしているうちの息子と(「ふたがしら2」を)見たら、菜々緒ちゃんの入浴シーンには目が釘付けになっていた」と明かし、イチオシのシーンであることを強調する。
そして殺陣を得意とし身体能力が最も高いを思われた早乙女のイメージを覆す弱点?!は4人の中で「最も足が上がらない」こと。さんざんイジられた早乙女だが、時に微笑みを浮かべ、大笑いをこらえきれなくなると天を仰ぎ、無言を貫いた。この記事で「弱点」としたものは撮影の思い出として語られたもの。登壇者の表情から和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくるものだった。
こちらの記事は速報です。写真は追って掲載します。
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